パルシステム

このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:

パルシステム

パルシステムとは関東を中心に利用可能な「生協」と「生協の宅配サービス」の一つです。

オリジナル商品の品質の高さや安全性、美味しさに定評があり、子育て世帯への手数料割引特典が受けられることから、多くの家庭で長年愛用されています。

パルシステムの特徴

関東中心の1都9県に宅配

宅配エリアは1都9県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・静岡)

幅広い地域で利用可能で、引っ越し先が宅配エリア内であれば継続もできます。

出資金

パルシステムの出資金は1,000円または2,000円。住まいの地域によって金額が異なります。

生協の宅配サービスを利用する際には、まず出資金を支払い、生協の組合員になる必要があります。

出資金とは生協のあらゆる事業(店舗やセンターの運営費や商品の開発費など)の元手となる資金として使われるお金のこと。

組合員自らが生協に出資して運営に携わることで、消費者の声を反映した運営や商品開発が行なえるというメリットがあります。「株主と企業」みたいな関係を想像すると、分かりやすいと思います。

加入後に出資金を積み増しする「増資」をお願いされることもありますが、これは任意です。

脱退時には全額が払い戻しされるので、金銭的な負担はゼロ。
定期的に増資をしている人からは「ちょっとしたお小遣い、ヘソクリくらいに貯まる」という声も良く聞きますね。

取扱い品はオリジナル商品が中心

パルシステムの強みは、何と言っても安全にこだわった、オリジナル商品が購入できること。

生協は「食の安全性」を重視した商品の取扱いや、商品の開発を行なっていることでも有名ですが、その中でもパルシステムは「食品の品質の高さと美味しさ」に定評があります。

また子育て世帯の利用者が多いことから、少量の離乳食を作るのに便利な食材や月齢に合わせたレシピなども多く取り扱っており「子どもが産まれたから、パルシステムに加入した」という人も少なくありません。

取扱い品目がオリジナル商品中心で、値段がやや割高な分「ネットスーパーに近い品揃えと金銭感覚で買い物がしたい」という人には、どうしても不向き。

一般メーカーの商品を取り扱っており、商品の価格帯も安い生協の宅配サービスとしては「コープデリ」や「おうちコープ」も人気が高いので、合わせて比較することをおすすめします。

放射能への対応は?

パルシステムで取り扱われる食材は政府が定めた基準値の半分以下だけを取り扱っています。

独自基準に基づいた、放射能検査も実施。
自主検査結果はWebサイトで毎週公開されており、いつでも確認できます。

乳幼児食品や、米、牛乳など、毎日の食事で利用するものについては、10ベクレル以下を徹底しているので、放射性物質の心配をすることなく、子どもに安心して食べさせられるのは良いですね。

配達

週1日の配達。個人宅配もあり

生協の宅配は、週1回、決まった曜日・時間帯での配達になります。

宅配ルートが地域ごとで決まっているので、住まいの地域によって、お届け日時は固定されています。

利用方法は「個人宅配」「ふれんどパル」「グループパル」の3通り。

生協の宅配は「近所の人や家族、職場の人と一緒に共同購入する」というイメージが強いのですが、ネットスーパーや他の食材宅配サービスのように、自宅の玄関先までお届けする「個人宅配」も使えます。

※地域によって名称に違いあり。

留守がちな家庭でも使いやすい留置もOK

自分の希望に応じた配達日時の指定はできませんが、留守時には専用の通い箱や折りたたみコンテナに商品を入れて、玄関先や車庫前などに留置してくれる「不在時宅配」が利用できます。

他の食材宅配サービスやネットスーパーのように再配達を頼む必要がないというのは大きなメリットですね。

通い箱の中に保冷剤やドライアイスを一緒に入れてくれるので、鮮度が保たれた状態で商品が受け取れるので、生鮮食品や冷蔵・冷凍品を注文した時も安心。

カバーや封印シール、カギ付きベルトで、イタズラや盗難防止対策も取れるので、留守がちな家庭でも使いやすくなっています。

関連記事:留守がちな家庭でも安心!生協の宅配は留置でも受け取れる

希望日時にお届けする「指定便」も

パルシステムの指定便

パルシステム東京では、希望日時にお届けする指定便も利用できます。

月~金の「9~12時、12~14時、14~16時、16~18時、18~20時」の時間帯が指定可能。
インターネットからの注文で、注文から最短で3日後にお届けしてくれます。

宅配エリアは東京都内の一部地域。

手数料は1回あたり300円+税。
購入金額が5,000円以上で送料無料。

詳しくは:希望の日時に宅配!パルシステムの指定便はネットスーパー代わりに使える?

利用の有無に関係なく手数料は毎週かかる

生協の宅配によって「手数料」の意味合いは微妙に異なり、

の3パターンがあります。

パルシステムの場合は、利用(カタログや商品のお届けなど)の有無に関係なく、週ごとに手数料がかかります

手数料は加入する地域のパルシステムによって異なります。
個人宅配だと、週に「180円+税~200円+税」が相場です。

個人宅配 ふれんどパル
(2人で利用)
グループパル
(3人以上で利用)
通常 180円+税 90円+税 無料
1回5,000円以上 150円+税 75円+税 無料
1回12,000円以上 無料 無料 無料

その他地域の手数料や割引制度は「パルシステム手数料 – パルシステム」で調べられます。

子育て世帯に嬉しい手数料免除・割引特典も

パルシステムでは、該当する世帯を対象とした手数料を免除または割引になる優待制度があります。

ネットスーパーや他の食材宅配サービスだと、送料無料・割引の特典を設けている所が限られているので、妊婦さんや小さな子どもがいる世帯で生協の宅配サービスが多く利用されている理由にもなっています。

優待が受けられる期間や手数料は、パルシステムごとに異なるので、特に子育て世帯が利用する際は「期間」と「割引になる手数料」の確認をお忘れなく。

東京 手数料
キッズ特典 1回5,000円以上の注文で無料
シルバー特典 半額
1回12,000円以上で無料
※加入日から4年目以降は無料
ハンズ特典 無料

キッズ特典
・母子手帳交付から小学校入学前の3月末日まで

シルバー特典
・単身世帯で70歳以上
・夫婦二人世帯でいずれかが満70歳以上
・満70歳以上の方達で住んでいる家族(親子、姉妹、兄弟)

ハンズ特典
・障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、都医療券(難病医療券、81疾患)を所有の方がいる世帯。

被爆者健康手帳所持者優遇
・組合員本人または同居する家族が「被爆者健康手帳」を所有している。

注文方法

注文方法に関しては、他の生協の宅配と違いは特にありません。
あえて言うならば「FAX注文ができない」という点でしょうか。

インターネット注文「オンラインパル」の注文締切日は、注文用紙提出日(=配達日)の翌日13時と長め。

次回のカタログを見ながら注文ができるので「ダブり買い」や「注文し忘れ」など、生協あるあるの失敗がしにくいです。

クレカもOK!3通りの支払い方法

パルシステムと他の生協の宅配サービスの大きな違いの一つに「クレジットカード払いが使えること」があります。

基本的に利用代金の支払い方法は、どこも「口座振替」一択が多い中で、クレジットカード支払いができるのは、かなり便利ですね。

VISA、JCB、American Express(AMEX)、Dinersのロゴ付きであれば、どのクレジットカードでもOKなので、新しくパルシステムで使う用のクレカを作る必要もありません。

クレジットカード払いだと、500円ごとに1ポイント貯まり、支払いにも使える「パルクルポイント」が貯まらないというデメリットがあります。※ぱるクル便や商品特典のポイントは貯まります。

ただし「ポイントの貯めやすさ」を考えると「100~200円ごとに1ポイント」や「月額利用代金に応じて1%貯まる」系のクレジットカードのポイントを貯めた方が、高還元率になって良いですね。


生協の支払い方法については「クレジットカードは使える?生協の宅配の支払い方法まとめ」で詳しく紹介しています。

パルシステムを選ぶべき?

他の生協の宅配サービスと比較した、パルシステムのメリット・デメリットをまとめてみました。

【メリット】

  • 商品の品質や美味しさに定評がある。
  • 離乳食用の食材やレシピが豊富。
  • 該当世帯への手数料免除・割引制度あり。
  • 希望日時にお届けする「指定便」が使える。
  • クレジットカード払いもOK。

【デメリット】

  • オリジナル商品が中心で「割高」に感じることが多い。

「食品の安全性や美味しさにこだわりたい」や「子どもが小さい時期に生協を利用したい」という基準で生協の宅配サービスを考えている人は、とりあえずパルシステムを選んでおけば間違いありません。

「パルシステムって、どんな生協?自分の家庭で使いやすい?」と思う人は、まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょうか?

おいしっくす
らでぃっしゅぼーや