日本の鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」はリペアOK!ストウブとの無水調理の違いは?

バーミキュラ

数ある無水調理鍋の中でも人気が高いのが、メイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」です。

密着度が高く、素材の水分や少量の調味料だけで無水調理が可能で、素材本来の旨味を最大限に引き出した料理が作れます。

アフターサービスとして「再ホーローコーティング」の修理サービスも受け付けており、一生使い続けたい鋳物ホーロー鍋にふさわしい逸品です。

バーミキュラの特徴

バーミキュラ

バーミキュラは、ストウブと同じく無水調理が可能な鋳物ホーロー鍋です。

本体とフタの両方に取っ手が付いていて持ち運びが楽だったり、鍋底がリブ加工で食材が焦げ付きにくくなっていたりと、鋳物ホーロー鍋を使う時のデメリットを克服しています。

また鍋のホーロー部分が剥げて使いにくくなった時は、リペアサービスを頼めば、再度ホーロー加工をしてもらえるので、ずっと長く愛用できるのも人気の理由です。

高い気密性で無水調理が可能

バーミキュラの最大の特徴が高い気密性にあります。

本体とフタの結合部は、日本の職人が手作業にて0.01mmの精度で削り出しており、本体とフタの気密性が高く、無水調理の質に違いがあります。

食材の水分や旨味を逃さないので、少ない水分や調味料で、食材本来の味を活かした料理ができあがります

例えば無水カレー、肉じゃがなどは、無水調理で良く作られる料理の一つです。

内側にも秘密あり

鍋底、フタの内側

フタの内側には突起が付いており、温められた食材から出た水分が突起を伝って落ちることで、まんべんなく鍋に戻す仕組みは、ストウブとも近い仕様です。

バーミキュラはフタの外側部分が「流線型(ストリームラインドデザイン)」になっており、蒸気をより効率的に循環できるようにしています。

少ない水分量で調理可能なことで、水溶性ビタミンなど水に溶け出しやすい栄養素も逃しにくくなっています。

例えばジャガイモのビタミンCは、バーミキュラの無水調理とその他の加熱調理と比較した時損失が1/2程度少ないというデータも出ています。

また鍋底はリブ加工になっており、鍋底に直接食材が当たらないことで、過剰な熱伝導を抑えたり、食材が鍋底に焦げ付きにくくしたりする効果があります。

更に鋳物ホーロー鍋の遠赤外線の放射熱の効果により、食材の芯から熱を伝えることで、食材本来の味を引き出しながら、味をまとめる役割を果たします。

本体とフタの両方に取っ手付き

フタ

バーミキュラには本体とフタの両方に取っ手が付いており、持ったり運んだりがしやすいです。

鋳物ホーロー鍋は独特の「重さ」が利用時のネックになりやすいのですが、フタも一緒に掴めることで、重さを感じにくくなっています。

フタにも取っ手が付いている鋳物ホーロー鍋では珍しく、形状としてはHALの無水鍋にも似ています。

無水鍋はバーミキュラやストウブと同じく「無水調理」ができる鍋です。ホーロー加工がしていない分、火の通りが早いのが特徴的です。

詳しくは下記の記事で紹介しているので、宜しければご一読ください。

電子レンジ以外の熱源に使用OK

熱源

直火、IH、ハロゲン、オーブン(300度以下)など、電子レンジ以外であれば、どのような熱源でも利用可能です。

これはル・クルーゼやストウブなど、他の鋳物ホーロー鍋とも同じ仕様になっています。

修理(リペアサービス)にも対応

鋳物ホーロー鍋は耐久性があり「長年使い続けられる」のが魅力的ですが、使用し続けていくと、徐々にホーローが禿げてきます。

特に鍋底部分のホーローが剥がれてくると、食材がくっつきやすくなり、調理中だけでなく、後片付けも大変になります。

バーミキュラではリペアサービスも受け付けており、何度でも修理が可能です。

ホーローを全て剥がして、最初からホーロー加工がされることで新品同様の仕上がりで手元に戻ってきます。

リペアサービスの際にカラーの変更も可能なので、キッチンの色合いや雰囲気に合わせてお色直しもできるのは助かります。

他の鋳物ホーロー鍋は売りっぱなしで「修理やメンテナンスは承っておりません」が基本なので、バーミキュラは本当の意味でずっと使い続けられる鋳物ホーロー鍋と言えます。

使用時の注意点

鍋つかみは必須アイテム

鍋つかみ

持ち手(鋳物ホーロー製)や、つまみ(ステンレス削りだし)は、調理中に熱くなり、素手で触るとヤケドの危険性があります。

その為、バーミキュラを使う時は鍋つかみやフキンなどの使用が必要不可欠です。

ちなみに、ル・クルーゼのつまみは樹脂製、ストウブのつまみは標準仕様は金属製ですが、樹脂製に取り替え可能なので、バーミキュラは「素手でつまみが持てない」のが大きな違いと言えます。

金属製の調理器具の使用は避ける

キッチンツール

他の鋳物ホーロー鍋にも当てはまることですが、木製やシリコン製の調理器具の使用をおすすめされています。

金属製の調理器具を使用することで、鍋のホーローを傷付ける恐れがあります。

火加減は「極弱火~中火」が原則

バーミキュラは熱伝導性が高いので、強火にする必要がありません。

基本の火加減は「弱火」で、調理の最初の予熱や食材を炒める時、料理を早く仕上げたい時、煮汁やお湯を沸かしたい時は「中火」にして、強火は使いません。

蒸気が強く吹き出したり、蒸気の勢いを弱めたり、料理を保温したりする時は「極弱火」にします。

◆中火の目安
鍋全体が充分に温まった時に、鍋とフタの隙間から、蒸気が勢いよくシューっと横に吹き出します。
ガスコンロ
炎がバーミキュラの鍋底の半分にかかるくらい
IHクッキングヒーター 
レベル4~5

◆弱火の目安
火を弱めてから数秒経つと、鍋とフタの隙間から、斜め上に蒸気がゆらゆらと出続けます。
ガスコンロ
炎が鍋底に付かないくらい
IHクッキングヒーター
レベル3

◆極弱火の目安
鍋とフタの隙間から、時々上に向かって蒸気が出ます。
ガスコンロ
炎がバーナーキャップから少し出るくらい

IHクッキングヒーター 
レベル2

強火での使用や中火での7分以上の空焚き(鍋に何も入れずに加熱すること)は、ホーローが割れる原因になります。

空焚きをした場合は、火を止めて、そのまま冷えるのを待ちます。水を入れたりすると、温度差によって割れるリスクが高まります。

製品詳細

オーブンポットラウンド/SUKIYAKI

バーミキュラの鋳物ホーロー鍋は、丸型の「オーブンポットラウンド」と、浅型鍋の「SUKIYAKI」があります。

2016年には「世界一おいしいご飯」を目指したブランド初の家電製品「バーミキュラ ライスポット」も登場しています。

専用ポットヒーター(IH調理器)とポット(鋳物ホーロー鍋)がセットになっており「炊飯」以外にも、低温調理や発酵なども簡単に行なえるようになっています。

オーブンポットラウンド

バーミキュラ オーブンポットラウンド

サイズは「14cm」「18cm」「22cm」「26cm」の4種類あり、最も定番サイズが「22cm」です。

バーミキュラを使ったレシピ本も複数出版されていますが、22cmサイズを使う場合が多いです。

ちなみに14cmは離乳食や副菜を作るのに便利な手のひらサイズで、18cmは1~2人暮らしで日常的に使える大きさです。

26cmになると食材を丸ごと調理したり、大人数でのパーティー料理に使ったりしやすいサイズ感になります。

22cmは4人分のカレーやシチューも問題なく作れる容量で、ル・クルーゼやストウブの22cmよりも約1L多く入ります。

ストウブのピコ・ココットラウンド22cmとスペックを比較してみました。

バーミキュラ
オーブンポットラウンド20cm
ストウブ
ピコ・ココットラウンド20cm
直径/持ち手含む 20cm/26.3cm 22cm/28.5cm
高さ/フタ含む 10cm/15cm 9.9cm/15cm
容量 3.5L 2.6L
重量 4.2kg 3.98kg

ちなみにストウブの20cmは「2.2L」、24cmは「3.8L」の容量になります。

「見た目はほとんど同じ大きさなのに、容量がたっぷり入る」のが、バーミキュラのオーブンポットラウンドの特徴です。

SUKIYAKI

SUKIYAKI

SUKIYAKIは、名前通り「すき焼き」や「鍋料理」などに使いやすい浅型のお鍋です。

ル・クルーゼの「ココット・ジャポネーズ」に相当します。

サイズ展開は、バーミキュラのSUKIYAKIが26cm、ル・クルーゼのココット・ジャポネーズが24cmしか取り扱いがないので、比較が難しいのですがSUKIYAKI26cmの方がサイズが大きい分、計量カップ3杯分(600cc)多く入ります。

バーミキュラ
SUKIYAKI26cm
ル・クルーゼ
ココット・ジャポネーズ24cm
直径/持ち手含む 26cm/33.5cm 24cm/32.5cm
高さ/フタ含む 8cm/13cm 8.5cm/13.5cm
容量 3.7L 3.1L
重量 4.5kg 3.9kg

バーミキュラは選ぶべき?ストウブとの違いは?

ピコ・ココットラウンド

バーミキュラは日本製の鋳物ホーロー鍋です。

似たような無水調理が可能な鋳物ホーロー鍋としては、イタリア製の「ストウブ」も有名なので、悩まれる方も多いと思います。

バーミキュラとストウブとの主な違いは以下の通りです。

◆カラーバリエーション
バーミキュラ:淡色系が多く、ル・クルーゼよりも鮮やかさは抑え気味です。鍋内側は白系で食材や煮汁の色が見えやすいです。
ストウブ:濃く渋い色合いが多いです。鍋の内側は「黒一色」で、汚れや焦げ付きが分かりにくくなっています。

◆食材の焦げ付きにくさ対策
バーミキュラ:鍋底がリブ加工になっており、鍋底との接地面積が少なくすることで、焦げ付きを防止します。
ストウブ:黒マットエマイユ加工で、表面がザラザラしており、油なじみが良く、食材が焦げ付きにくくなっています。

◆サイズ、容量、重さ
同じ直径サイズでも、バーミキュラの方が容量が多く入ります。その分、重量は重くなります。

◆取っ手
バーミキュラにはフタにも取っ手が付いているので、本体とフタを同時に持った時に安定感があります。
どちらも金属製のフタなので、調理中には鍋つかみが必須です。

バーミキュラは、リペアサービスでホーローの再加工も受けられます。

有料サービスですが「ずっと使い続けられる鋳物ホーロー鍋が欲しい」と思う人におすすめです。

同じ鋳物ホーロー鍋の「ル・クルーゼ」と「ストウブ」については、下記の記事で詳しく紹介しています。興味があれば、合わせてご一読ください。

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