生協の宅配パルシステムと生活クラブの違いは?品揃えや手数料など徹底比較

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パルシステムと生活クラブ

生協の宅配を利用しようと思って調べてみると「パルシステムも生活クラブも使える……」という場合が少なくありません。

パルシステムと生活クラブ、どちらも多くの人に利用されている人気の生協の宅配サービスです。

生協によって、取り扱い品目や値段、手数料(≒配送料)、優待特典などが大きく異なるので「自分が生協の宅配に何を求めるのか?」によって、使い勝手の良し悪しが変わってきます。

パルシステムと生活クラブの違い

今回は選ぶ際の手助けになれるように、

の各項目でパルシステムと生活クラブを比較してみました。

宅配エリア

【パルシステム】
首都圏と関東の1都9県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、福島、山梨、静岡)

神奈川ゆめコープ 、パルシステム山梨、パルシステム静岡に加入している人が利用できます。


【生活クラブ】
21都道府県(北海道、青森、岩手、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、山梨、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫)

生活クラブは21都道府県、32の生協にて構成されている連合会で、同じ県に複数の生活クラブがある場合も多いです。

生活クラブ

各家庭にお届けする「個別配送(個配)」が無く、班配送を利用する必要がある地域もあります。

取り扱い品目・値段

取り扱い品目・値段に関しての全体的な印象は「(高い・少ない)生活クラブ→パルシステム(安い・多い)」

【生活クラブ】
「数ある生協で、最も食の安全性や品質に厳しい」と評判が高く「安心・安全」に徹底的にこだわっているのが、生活クラブです。

取り扱い商品は、毎週600品目以上。
他の生協の宅配と比較しても、取り扱い品目が少なく、値段は全体的に高めです。

【パルシステム】
パルシステムは産直を中心に、独自基準を満たした品物を取り扱っています。

独自に開発したオリジナル品が多く、コープデリやおうちコープのようにスーパーで売られている品物も取り扱う「庶民派」と比べると、品数は少なく、値段も割高気味。
ただし生活クラブと比較すると「まだ安くて利用しやすい」という口コミが多々見られます。

また離乳食作りに役立つベビー向けの商品や食品以外の日用品や雑貨類が豊富で、子育て世帯や「生協の宅配は一つでまかないたい」と思う人に多く利用されています。

夕食(弁当)宅配

パルシステム千葉の夕食宅配

パルシステム千葉だけに限定されますが「夕食宅配」が利用できます。

産直野菜や産直肉、産直米を利用した「こだわりパル御膳」など、お弁当やお惣菜を週3日または5日単位でお届けしてくれます。

他にも日替わりのサラダ、週替りのカットフルーツ、冷凍おかずなども注文できるので、日々の食事作りがかなり楽になりますね。

生活クラブには、夕食宅配や弁当宅配は無し。

配達

基本的に週1回、決まった曜日と時間に自宅まで注文した商品を届けてくれます。

住んでいる地域によって、配達ルートが決まっている為、自分で希望の日時を選ぶことはできません。

【パルシステム】
パルシステムは「個人宅配」「ふれんどパル(2人利用)」「グループパル(3人以上利用)」の利用方法があります。
ふれんどパルは手数料が半額、グループパルは無料になる特典あり。

パルシステム東京では、一部地域限定ですが、最短で注文から3日後にお届け&希望日時が選べる「指定便」も利用できます。
こちらは「個人宅配」のみで、ふれんどパルやグループパルのように、人数による手数料の割引は受けられません。

【生活クラブ】
生活クラブは「個別配送」と「班配送」が利用できます。
班配送だと注文した商品が4%OFFになる特典あり。

手数料(システム利用料・配送料)

生協の宅配で言われる「手数料」には以下の2種類があります。

手数料は配達方法によっても異なりますが、今回は多くの人が利用する「個別配送」で比較したいと思います。

【パルシステム】

都道府県 基本手数料 利用金額割引 ベイビー&キッズ特典
東京 194円 5,000円以上:162円
12,000円以上:無料
母子手帳交付~1歳までは申請から26週間まで手数料無料
小学校入学前までは3,000円以上で無料
神奈川 216円 5,000円以上:108円
15,000円以上:無料
母子手帳交付~1歳までは無料
1歳~小学校入学前までは5,000円以上で無料
千葉 194円 6,000円以上:97円 母子手帳交付~小学校入学前までは3,000円以上で無料
埼玉 194円 無し 母子手帳交付~1歳未満:無料(出産前は申請後34週間、出産後は申請後26週間)
1歳~小学校入学前:5,000円以上で無料
茨城 200円 9,000円以上:半額
12,000円以上:無料
母子手帳交付日~出産後6ヶ月未満:申請から1年間無料
群馬 206円 12,000円以上:半額
12,000円以上:無料
母子手帳交付日~出産後1歳未満:申請から6ヶ月間無料
福島 194円 無し 母子手帳交付~3歳未満:半額、5,500円以上で無料
山梨 194円 5,000円以上10,000円未満:108円
10,000円以上:無料
母子手帳交付日~産後1年の間:申請から16週無料
※双子以上の場合は24週
静岡 216円 8,000円以上:無料 母子手帳交付日~出産後1歳未満:無料

※表示金額は税込みです。

パルシステムは利用の有無に関係なく、毎週利用料がかかります。
生協の宅配を毎週ではなく、その都度利用したい人にとっては、ちょっと「うーん」と思ってしまいますね。

パルシステムには、スマホアプリで注文が完了する宅配サービス「タベソダ」もあります。

タベソダ

取り扱い品目は同じで、カタログの配布が無く、毎週の手数料がかからない(配達料が1回150円+税~180円+税かかる)のが特徴です。

ただし、各生協のベイビー&キッズ特典が受けられないので「子どもの成長に伴って、パルシステムの利用頻度が減ってきたらタベソダに切り替える」というのも一つの方法です。


【生活クラブ】
システム手数料=配送料。
地域によって「一定金額(1回の注文で2,000円以上など)以上の利用で無料」「利用金額に関係なく無料または有料」「一定条件を満たした場合は無料」が違います。

パルシステムと宅配エリアが同じ、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、福島、山梨、静岡の場合は以下の通りです。

都道府県 個別配送の配送料
東京 利用額0円:無料
3,000円未満:150円
3,000円以上:無料
プレママ・ママ特典(妊娠中~小学校入学前):利用額に関係なく無料
新規加入後1年間:利用金額にかかわらず無料
神奈川 利用額0円~2,000円未満:100円
2,000円以上:無料
プレママ・ママ特典(妊娠中~2歳未満):利用額に関係なく無料
新規加入後1年間:利用金額にかかわらず無料
千葉 無料
埼玉 無料
茨城 無料
群馬 全域で個別配送なし
福島 月額400円(税込)
個別配送は福島市・郡山市の一部
山梨 無料
静岡 全域で個別配送なし

出資金

出資金とは「生協のあらゆる事業(運営や商品開発など)の元手となる資金として使われるお金」のことです。

組合員登録時に必要になる他、毎月やその都度積み立て(増資)を行ないます。

生協によって出資金の金額や増資への強制力(任意ですが「お願い」の度合いが違う)が異なります。

関連記事:増資や減資とは?生協の利用前に知りたい出資金の分かりやすい説明

【パルシステム】

パルシステムは注文時に200円の積立増資を行ないます。
増資は「任意」なので、全く行なわなくても大丈夫ですが、増資を「0」にしないと勝手に200円支払われてしまいます。

【生活クラブ】

生活クラブは「増資に積極的な生協」で、積立増資の毎月1,000円は、半ば強制的に行なわれます。


出資金は脱退時に全額払い戻しが受けられるので、一つの「へそくり」的に活用している人も多いです。

パルシステムと生活クラブでは、同じ条件下であれば毎月の出資金額は変わらないのですが、生活クラブは「増資が0にできない」という理由もあり、大きな金額が貯まりやすいと言えますね。

注文方法

注文方法
パルシステム インターネット注文(オンラインパル)
注文用紙
電話注文
生活クラブ インターネット注文(eくらぶ)
注文用紙

インターネットからの注文締め切り日時を見ると、パルシステムの方が時間の猶予がありますね。

パルシステム:毎週の注文書提出日、翌日の13時まで
生活クラブ:毎週の注文書提出日、翌日の午前11時30分まで

両方とも届いた商品や次々回のカタログを確認した後に、次回分の注文が可能です。

支払い方法

支払い方法 口座振替の引落日
パルシステム 口座振替(自動引き落とし)
クレジットカード
翌月6日
生活クラブ 口座振替(自動引き落とし) 毎月26日

パルシステムはクレジットカード支払いができるのがメリットですね。
カードブランドはVISA、JCB、American Express、Diners clubの4社に対応しています(MasterCardは非対応)。

クレジットカードを公共料金の支払いやインターネットでの買い物に使っている人であれば、1つにまとめておいた方が家計管理が楽だと思います。

ちなみに生協の宅配でクレジットカードが使えるのは「パルシステム」と「大阪いずみ市民生協」くらいしかありません。

関連記事:クレジットカードは使える?生協の宅配の支払い方法まとめ

パルシステムには500円ごとに1ポイント貯まり、1ポイント=1円で支払いに使える「ポイント制度」がありますが、クレジットカードは対象外。

ただし支払いに使っているクレジットカードが「毎月の利用金額の1%がポイントとして貯まる」や「100円、200円ごとに1ポイント」など500円ごとに1ポイント以上貯まるのであれば、パルシステムのポイントよりもずっとお得なので、無理に口座振替にする必要性はありません。

まとめ

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【メリット】
品数が多く、値段はそれほど高くない。
日時指定配達「パルシステムの指定便」が使える(東京のみ)。
夕食宅配でお弁当やお惣菜が注文できる(千葉のみ)。
タベソダを利用すれば、その都度の配達料だけで利用できる。
子育て世帯に嬉しい手数料無料特典が受けられる。
買い物ごとにポイントが貯められる。
クレジットカード払いが可能で、クレカのポイントが貯められる。

【デメリット】
注文しない週でも基本手数料がかかる。
手数料が半額や無料になる金額が「高い」。

【パルシステムの利用が向いている家庭】
食の安全性には、こだわりたいが食費は抑えたい。
妊婦さんや小さな子どもがいる子育て世帯。
クレジットカード払いで家計管理を一括したい。
買い物は生協の宅配で、ほぼ済ませたい。色々と買いたい。

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【メリット】
食や生活の安心や安全にこだわった品物が注文できる。
加入後、1年間は手数料無料で使える。
注文しない週は手数料がかからず、毎回無料で使える地域が多い。
利用金額応じて手数料無料になる金額設定が「3,000円」と低い。

【デメリット】
品数が少なく、値段も割高。
夕食(弁当)宅配が一切ない。
毎月1,000円の増資がほぼ強制的にある。
子育て世帯への割引特典が無い。
群馬と静岡では個別配送が使えない。
クレジットカード支払いが不可。

【生活のクラブの利用が向いている家庭】
食の安全性や品質には特にこだわりたい。
手数料や配達料はいつでも無料の方が使いやすい。
こだわりの品は買い、それ以外は他で買う候補先がある。

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