メリット・デメリット

離乳食作りに冷凍野菜は止めとくべき?市販品を使うメリットと利用時の注意点

離乳食

初めての離乳食作りは不安がいっぱい。

子育て経験者の体験談を読むと「離乳食作りに市販の冷凍野菜が便利だった」というアドバイスを多々見かけます。

普段あまり冷凍野菜を使ったことが無いと「自分で離乳食をフリージングして使うよりも、どれだけ便利になるの?」「冷凍野菜の安全性ってどう?」と疑問に思うかもしれません。

冷凍野菜を離乳食作りに活用するメリットは「数ヶ月単位で長期保存が可能で、使いたい時にすぐに使える」「育児や家事で忙しい時でも、簡単に離乳食が作れて、今まで離乳食に当てていた時間を他のことに回せること」にあります。

便利とは思っていても「冷凍野菜」の言葉に、今一歩、利用に踏み出せない人向けに、市販品の冷凍野菜を使用するメリットや使用時の注意点などをまとめてみました。

市販品の冷凍野菜を使うメリット

下ごしらえの手間が無い

冷凍野菜を離乳食作りで使う、最も大きなメリットは圧倒的に離乳食作りが時短できることです。

離乳食作りに使用するのが、生野菜と冷凍野菜では、こんなにも手間が違います。

ほうれん草
生野菜→離乳食
1.ほうれん草を切る(葉先10g)
2.ラップに包んで電子レンジで20秒加熱する。
3.水に取り、水気をしぼる。
4.細かく刻んで、すり鉢でなめらかにする。
5.水を加えて、トロトロ状になるまで伸ばす。

冷凍野菜→離乳食
1.冷凍状態のほうれん草を、おろし器ですり下ろす。
2.耐熱容器に入れて、電子レンジで加熱する。
3.水を加えて、トロトロ状になるまで伸ばす。

かぼちゃ
生野菜→離乳食
1.かぼちゃを1口サイズ以下(約10g)に切る。
2.皮や種、ワタを取る。
3.耐熱容器にかぼちゃを入れる。
4.電子レンジで30秒加熱する。
5.すり鉢で潰す。
6.水を加えて、トロトロ状になるまで伸ばす。

冷凍野菜→離乳食
1.耐熱容器にかぼちゃを入れる。
2.電子レンジで加熱する。
3.すり鉢で潰す。
4.水を加えて、トロトロ状になるまで伸ばす。

頑張って時間と手間ひまかけて作った離乳食でも、子どもの体調や気分によっては、絶対に残さず食べてくれる訳ではありません。

冷凍野菜を使って、早く、簡単に、作った離乳食であれば「せっかく作ったのに…」という徒労感がぐっと減らせます。

また離乳食作りの時間短縮だけではなく、冷凍野菜を使うことで、皮を剥いたり、切ったりする必要が無い分、余った野菜、包丁やまな板、生ゴミなどを片付ける時間も手間も省けます。

たった数分の時短かもしれませんが、育児や家事においては、その数分がすごく貴重だったりします。

ちなみに、包丁やまな板を使わずに離乳食が作れることは「二次汚染を防止できる」というメリットもあります。

※二次汚染:調理中の食品が、調理器具類(まな板や包丁など)や調理する人の手を経由して、細菌やウイルスに汚染されること。

ミルクで使う哺乳びんは気を使っているけれど、離乳食作りに使う調理理器具や自分自身の衛生に関しては、あんまり…だったりするので、特に食中毒が心配な時期は冷凍野菜を使った方が安心感があります。

保存性が高く、少量ずつ使える

離乳食は「1回10g、20g」と少量ずつしか使わないので、使う分だけ使って、残りは冷凍したまま保存できる冷凍野菜は重宝します。

離乳食では定番でも、自分たちがあまり食べない野菜だと、大人の分から取り分けするという機会も少なくなります。

「子どもには色々な野菜や味を食べてもらいたいけど、その為だけに野菜室に常備しておくのは難しい」という時など、冷凍室に何種類かストックしておけばOK。離乳食用の野菜をわざわざ買いに行く手間も省けます。

生野菜とは違い、味の当たり外れや、長時間保存による傷みの心配が無いのも便利です。

また冷凍野菜は「1袋○○○円」と価格が一定なので、天候不良などにより野菜が高騰している時でも比較的に買いやすいので、離乳食作りだけではなく、自分たちの食事にも活用できますね。

ちなみに「自然解凍で食べられる」を売りにした冷凍食品は、お弁当に使うようなお惣菜系がメインで、小さな子どもには味付けが濃すぎる心配があるので、離乳食に活用するのはちょっと難しいと思います。

季節外れの野菜よりも栄養価が高い

旬の野菜は季節外れの野菜と比較して、栄養価が高く、同じ量で栄養価が倍以上違うこともあります。

冷凍野菜は(コスト的な面もあり)旬の時期に収穫された野菜を使用している為、いつでも栄養価の高い野菜を食べてもらえます。

ちなみに生野菜が冷凍されるまでの時間が長ければ長いほど、栄養価は損なわれやすいです。

その為、急速凍結された市販の冷凍野菜と比較して、家庭で作った冷凍野菜や、生野菜から離乳食作り冷凍→解凍したものの方が栄養的には低くなりやすいです。

初期の離乳食は栄養面ではなく「子どもに色々な味に慣れてもらう」という意味合いが強いのですが、月齢が上がるにつれて野菜の栄養も必要不可欠になるので、同じ量で効率的に栄養を摂取できた方が良いですよね。

食品添加物の心配は無し

冷凍野菜は、生野菜を加工後、急速凍結されて作られます。

-18度以下の低温状態では、腐敗や食中毒の原因になる細菌が活動できないので、保存料など食品添加物は使用されていません。

離乳食作りに冷凍野菜を使うことに関して「食品添加物が…」という意見も聞かれますが、冷凍野菜のように加工度が低いものであれば、特に心配する必要はありません。

食品添加物は冷凍品でも表示義務があるので、パッケージ裏の原材料に「野菜名」しか記載されていなければ、食品添加物を一切使用していないので、気になる方は一度自分の目で確かめてください。

市販品の冷凍野菜のデメリット

野菜の産地は高確率で「海外」

冷凍野菜は色々な種類が販売されていますが、原料のほとんどが海外産を占めています。

ミックスベジタブル(コーン、グリーンピース、にんじん):アメリカ
かぼちゃ:ニュージーランド
枝豆:中国、台湾
じゃがいも:中国、ベルギー

最近は「北海道産」など国内野菜を使ったものも出回っていますが、パッケージに大きく表示されるだけ、まだまだ国産野菜を使用した冷凍野菜は少ない現状にあります。

生産者や栽培法が分からない

生の野菜では、パッケージや売り場のポップに「○○県産」「減農薬栽培」が表記されていて、産地や栽培法を知ることができます。

一方で、冷凍野菜になると「原料の原産国」くらいしか情報がない場合がほとんどです。

「野菜の産地や栽培法は気を付けて買っているのに、冷凍野菜はおざなりでも良いのか?」と思うと、利用をためらってしまいます。

安心や安全を気にするなら「生協の冷凍野菜」がおすすめ

海外産や栽培法が分からない冷凍野菜を使うことに抵抗があれば、生協の冷凍野菜を利用されることをおすすめします。

生協で取り扱いのある冷凍野菜は、ほとんどが原材料に国産野菜を使用&生産地や生産者、製造元が分かるものばかり。

例えば、パルシステムの「九州のほうれん草(カット・バラ凍結)」は、原料の生産地から栽培履歴まで、私たちが欲しい情報を全て公開されています。

原料:宮崎県都城市近郊(宮崎県・鹿児島県)のほうれん草
栽培・収穫時期:11~5月上旬
製造元:イシハラフーズ(株)
栽培履歴:パッケージ記載の製造ロット番号で確認可能

元々生協は産直産地や国産原料を使用したオリジナル商品に人気があり、冷凍野菜も同様に安心して使える商品作りを行なっています。

また冷凍野菜以外にも、生協では離乳食作りに役立つ食品や日用品を多く取り扱っていて「離乳食作りの為だけに、生協に加入した」という人もいるくらいです。

例えば、最初から裏ごしする手間がない「裏ごし野菜シリーズ」や、初めてのお魚にもぴったりな「骨なし・皮取り白身魚」などは、多くの子育て世帯で利用されています。

関東圏にお住まいであれば「パルシステム」や「コープデリ」「おうちコープ」が使い勝手が良いと思います。

いずれの生協の宅配も「子ども向けカタログがあり、食事以外にも日常生活で必要な商品が手に入る」「妊婦さんや小さな子どもがいる家庭を対象に、配達手数料が無料や割引になる特典」というメリットがあります。初めての生協としてもおすすめです。

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