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実は野菜室より冷蔵室が適した野菜24選!保存方法と日持ちの目安期間

葉物野菜

冷蔵庫は10℃以下の温度で保存するのに適した野菜や果物を入れる場所です。

野菜や果物を保存する所としては「野菜室」のイメージですが、中には食品の適温的に冷蔵室で保存した方が良いものもあります。

冷蔵室で保存するのが良い食品

冷蔵室は0~5℃で、葉物野菜、根菜類(一部)、きのこ類、一部の果物を保存するのに適した温度です。

他にも乳製品も冷蔵室に入れた方が良い食品です。

◆適温が0~5℃の野菜
葉物野菜:キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、小松菜、ニラ、白菜、セロリなど
根菜類:ニンジン、カブ、大根、玉ねぎ、ニンニクなど

また野菜室は温度が高く(3~8℃)、温度が高い所で保存をすると、野菜に含まれるビタミンCが失われやすく、栄養価が下がります。

ちなみに冬場など気温が低い時は、冷暗所で保存する方法もあります。

ただし常温での保存は日持ち期間がかなり短くなるので「数日中に使い切る」という時に活用を考えるくらいで良いと思います。

冷蔵室での保存方法と日持ち目安時期

葉や茎、つぼみを食べる野菜は、基本的にキッチンペーパーや新聞紙で包む。ラップで包むかポリ袋に入れて空気を抜く。立てて保存をします。

新聞紙やキッチンペーパーは包む野菜の大きさに合わせて選べば良く、乾いた状態で包むことが鉄則です。

保存中も野菜からは水分が放出されるので、ぬれた紙で包むと水分過多で傷みや腐る原因になります。

保存の際に空気が入らないようにぴっちりラップをしたり、袋の空気を抜くことで、野菜の呼吸を抑えて、栄養を逃しにくくする効果もあります。

スーパーやコンビニでもらうレジ袋もポリ袋の一種なので、大きい野菜を入れる時に重宝します。

またスーパーや100円ショップに売られている「鮮度保持袋」は、野菜から放出されるエチレンガスを減少させる作用により、野菜の劣化を防ぐ効果があります。より野菜を長持ちさせたい時は活用してみるのもアリです。

野菜によっては包装された状態で売られている場合も多いですが、そのままの状態での保存はおすすめしにくいです。

冷気の影響を受けやすかったり、乾燥しやすかったり、野菜から出た水分が袋に充満して蒸れやすくなったりするので「紙で包む」の一手間をかけることで長持ちします。

水菜・モロヘイヤ(1~2日)

新聞紙やペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて、口を軽く閉じて立てて保存する。

水菜やモロヘイヤは傷みやすく、日持ちがしないので、すぐに水分が抜けてシナっとなったり、腐ったりしやすいので、購入後はすぐに使い切ることが大切です。

ニラ(2~4日)

1.ボウルや容器に水を入れて、ニラの根本を約5分浸す。
※最初にニラに水を吸わせることで、シャキッとした状態になります。切り花の水揚げと同じ原理です。
2.水気をふき取り、新聞紙やキッチンペーパーで葉先を出した状態でニラ全体を包む。
3.ポリ袋に入れるかラップで包むかして保存する。

アスパラガス(3~4日)

1.アスパラガスを1~数本ずつ、ペーパータオルで巻いて包む。
2.根本を下にして、ポリ袋に入れる。軽く口を閉じる。
3.深めの容器に立てて保存する。ドアポケットに入れても良い。

ほうれん草・小松菜・春菊・チンゲン菜(1週間)

1.水を入れたボウルなどに全体をつけた後、水気をふき取る。
※葉野菜は乾燥に弱いので、一度水気を加えることで、日持ちさせます。
2.ペーパータオルで包み(葉先は出てもOK)、根本を下にしてポリ袋に入れて、口を軽く閉じる。
3.深めの容器に立てて入れる。場所的に立てて保存が難しければ、ドアポケットも活用する。
※容器は半分に切ったペットボトルや牛乳パックも使えます。

ネギ(1週間)

長ネギ:冷蔵室に入る長さに切り、全体をラップで包み、立てて保存する。
あさつき、万能ねぎ、青ネギ:新聞紙で丸ごと包む。

買った時のままの状態だと、蒸れて傷みやすくなるので、何かで包むと日持ちします。

セロリ(1週間)

1.葉を切る。
葉は傷みやすく、栄養や水分がいく原因となるので、大根やカブと同じように別々に保存します。
2.葉と茎をそれぞれキッチンペーパーで包み、ラップで包むかポリ袋に入れる。

きのこ類(1週間)

◆しいたけ
1.1個ずつペーパータオルで包む。
2.ひだを上(『山』の形)にしてポリ袋に入れて、袋の口を軽く閉じる。
ひだを下にすると、しいたけの胞子が落ちることで、カサが黒ずむ原因になります。

◆えのきだけ
買ってきた袋のまま、立てて保存すればOK。

使いかけ、袋の中に結露が出てきた時は、ペーパータオルで水分をふき取り、乾いたペーパータオルで包む。
ポリ袋に入れて口を軽く閉めて、同じく立てておく。

◆しめじ
・丸ごと袋のまま保存する時は、袋を少し開けて、湿気がこもらないようにする。
・使いかけの時は、表面の水分をふき取り、密閉容器やポリ袋に入れる。
しめじの石づきは調理の際に切ります。

◆エリンギ・マイタケ
・通気性の確保の為、パックに入ったまま保存する時は、フォークなどでラップ部分に穴を開ける。
・使いかけはペーパータオルで包み、ポリ袋に入れる。

◆なめこ
・袋のまま保存(特に何もしない)。
袋を開けると全くもたないので、開けた当日中に使い切るのが理想です。

◆マッシュルーム
1.水気をふき取り、1個ずつペーパータオルに包み、ポリ袋に入れて、袋口を軽く閉じる。
軸の切り口やカサ部分にレモン汁をつけると、変色防止や殺菌作用の効果が得られます。

キャベツ(2週間)

1.包丁の刃先で芯をくり抜き、ぬれたティッシュやキッチンペーパーを詰め込む。
※キャベツは中から水分が抜けていくので、水分の蒸発を防ぐ対策をとります。
2.新聞紙で包み、ポリ袋に入れて、口を軽めに閉じる。

レタス(2~3週間)

1.芯の切り口を2~3mmほど切り落とす。
2.切り口に小麦粉や片栗粉をまぶして、水分の蒸発を防ぐ。
※レタスはキャベツよりも柔らかく、芯をくり抜くのが手間なので「切り口に粉をつける」ことで水気が抜けるのを防止します。
3.新聞紙やキッチンペーパーで包み、ラップにかけるかポリ袋に入れる。

白菜(丸ごとは2ヶ月、カットは1週間)

丸ごと:新聞紙で包み、冷蔵室に入れる。冬場は常温保存もOKで、芯を下にした状態で立てておく(保存期間は2週間)。
カット済み:中から水気が抜けるのを防ぐ為、芯を切り取り、切り口をラップで包み保存する。

かぶ(葉:2~3日、根:1週間)

1.葉を3cmほど残して切る。
※葉がついていると根の養分や水分が葉にいくので最初に切り落とします。
葉:傷みやすいので、塩ゆでにして保存する。
根:新聞紙やキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れる。

大根(葉:2~3日、根:2週間)

1.葉付きは、根の1~3cm部分で切り落とす。
※葉部分が少なければ、水に付けて葉を育ててから食べるのもありです。
2.冷蔵室に入る長さにカット(半分が目安)して、切り口をラップで包み、立てておく。

ブロッコリー(2週間)、カリフラワー(1週間)

1.ペーパータオルでつぼみ部分を包み、全体にラップをかける。
ブロッコリーやカリフラワーはエチレンガスの排出が多いです。
エチレンガスは他の野菜や果物の追熟を促進するので、ラップで覆うことで影響を減らします。
2.ポリ袋に入れて、袋口を軽くしばる。
3.軸を下にして立たせて保存する。

にんじん(2~3週間)

0.濡れている時は水気をふき取る。葉付きにんじんは葉部分を切り落とす。
1.ペーパータオルや新聞紙で1本ずつ巻いて包む。
2.根本を下にしてポリ袋に入れて、袋の口を軽くしばる。
3.深めの容器などに入れて立てておく。

根菜類=冷暗所で常温保存のイメージがありますが、冬場や土付きにんじん以外は冷蔵室で保存した方が傷みにくいです。

野菜室の性能によっては「アリ」な場合も

野菜には保存に適した温度帯があり、葉や茎、つぼみを食べる野菜や一部の根菜類(にんじん、大根、カブ)、きのこ類は「冷蔵室」、実を食べる野菜や根野菜(じゃがいも、さつまいも)は「野菜室」で保存するのが、日持ちさせるコツです。

とは言え、冷蔵室のスペース的に「立てて保存」が難しい時がある時は、やはり収納力の高い野菜室に頼るほかありません。

また高性能な野菜室を備えた冷蔵庫が各メーカーから登場しており、最適な湿度を保ったり、野菜の呼吸を低下させることで栄養価の減少を防いだり、エチレンガスを分解・除去する機能があったりと、冷蔵室に入れるよりも良い場合もあります。

Panasonic(パナソニック)(Wシャキシャキ野菜室)
・保鮮プレートとうるおいシャッターで密閉度を高めて保湿。
・モイスチャーコントロールフィルターで湿度を調整。
※湿度が高い時は湿気を放出して結露を抑え、低い時は湿気を逃さず、乾燥を抑制する。
・野菜室専用湿度センサーで野菜の収納量を検知、適切な冷却を行なう。

日立(新鮮スリープ野菜室)
・プラチナ触媒でエチレンガスやニオイ成分を分解。
・炭酸ガス濃度を高めて、野菜の気孔を閉じさせ、呼吸活動を低下させる。
・うるおいカバーで野菜室全体にフタをして、密閉性を高めることで、乾燥を抑える。
・うるおいユニットで余分な水分を放出。適切な水分量を維持することで結露を抑制する。

東芝(もっと潤う摘みたて野菜室)
・新鮮ツイン冷却システムで、1日20回以上もうるおい冷気が循環。
・ミストチャージユニット(透湿ユニット)で、冷気中の水分だけを抽出する。
・余分な水分はユニットから放出されるので、結露の防止になる。
・光触媒ルネキャットでエチレンガスと分解・除去。

葉物野菜など冷蔵室での保存に向いた野菜を収納する時は、保存するスペースや野菜室の性能を確認して、最終的にどちらかに入れるかを判断するのが良いと思います。

らでぃっしゅぼーや