資格?検定?野菜ソムリエと野菜検定の違いを内容や費用、難易度で比較してみた

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食に関する資格取得を考えている人であれば「野菜ソムリエ」はよく知っていると思います。

一方で最近「野菜検定」という新しい検定が登場しました。

そのため「野菜ソムリエと野菜検定って、何がどう違うの?」「野菜や果物の勉強をしたいと思ったけど、自分はどちらを受けたら良い?」と思う人も少なくありません。

はっきり言えば「野菜ソムリエと野菜検定はまったく別物」です。

これから野菜や果物に関する勉強を始めようと思われる方が、どちらの資格or検定を選べばよいのか、分かりやすく説明してみたいと思います。

主催団体

スーツの女性

野菜ソムリエは「日本野菜ソムリエ協会」、野菜検定は「日本出版販売株式会社(日販)」が主催していましたが、現在は日本出版販売株式会社のグループ企業の日販セグモ株式会社が主催しています。

野菜ソムリエは2001年に「ベジタブル&フルーツマイスター」という名称で始まった20年以上の歴史と実績のある民間資格です。

【一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会】
民間資格「野菜ソムリエ」の認定機関として2001年8月に誕生した協会です。旧名は「日本ベジタブル&フルーツマイスター協会」。

関連団体として、協会の運営受託業務や資格取得者を活用した店舗開発事業を手がける「フードディスカバリー株式会社」や、アスリートフードマイスター養成講座などの講座運営や資格認定を行なう「一般社団法人日本アスリートフード協会」があります。

一方で野菜検定は2016年に第1回検定が開催された、比較的新しい検定です。

【日販セグモ株式会社】
書籍や雑誌の取次会社として有名な日販のグループ企業。
新規事業として資格検定の企画や運営に取り組んでおり「野菜検定」も、そのうちの一つになります。

日販の食に関する資格検定には、ほかにも「フルーツ検定」や「調味料検定」「紅茶検定」「薬膳・漢方検定」があります。

学べる内容

野菜の資格

野菜ソムリエは「野菜や果物の知識を身に付けて、その魅力や価値を社会に広める」ことを目的とした資格です。

資格の種類は「初級・中級・上級」の3つがあります。

  • 初級:野菜ソムリエ(旧:ジュニア野菜ソムリエ)
  • 中級:野菜ソムリエプロ(旧:野菜ソムリエ)
  • 上級:野菜ソムリエ上級プロ(旧:シニア野菜ソムリエ)

野菜ソムリエでは、目的別に野菜ソムリエ養成講座を受けられるようになっています。

◆野菜ソムリエ
野菜ソムリエの知識を活かして食生活を豊かにしたい/職場でのスキルアップを図りたい

◆野菜ソムリエプロ
職業「野菜ソムリエ」として、新しい分野での活躍やさらなる発展をしたい

◆野菜ソムリエ上級プロ
野菜や果物の専門知識を活かして、社会に貢献して活躍したい

野菜検定は「野菜や果物の知識を身に付けて、普段の食生活を豊かにする」ことを目的とした検定です。

◆ベーシック(3級)
基礎知識(野菜の栄養や旬、選び方、食べ方、保存方法)

◆プロフェッショナル(2級)
3級の範囲+野菜の品種ごとの特徴、伝統野菜、野菜のマーケット情報など

◆マスター(1級)
3級と2級の範囲+野菜の分類や品種、野菜の現状の詳しい数字、改訂版の「野菜の栄養と健康・美容」の項目

試験問題は同じ公式テキストからすべて出題されるので、級によって「問われる範囲や内容の細かさが異なる」くらいの違いです。

講座受講の有無

自宅学習

野菜ソムリエでは各コースの講座を受講後、修了試験に合格することで資格が取得できます。

野菜ソムリエの講座のカリキュラムは以下の通りです。

野菜や果物に関する知識だけではなく、得た知識をどう仕事や社会に役立てていくか?広めていくか?までを網羅した内容になっています。

▼野菜ソムリエ(2時間✕7科目)▼

ベジフルコミュニケーション 野菜と果物の魅力や情報を伝える為のコミュニケーション学
ベジフル入門①②③ 野菜・果物の生産から流通までの知識や良品の見分け方、保存方法、特徴などの基礎知識
ベジフルサイエンス①② 栄養と健康の観点で、野菜や果物に多い栄養素の体への働きと効果、効率的な摂取方法
ベジフルクッカリー 基本の調理法や品種の特徴を活かしたレシピの作り方

野菜ソムリエには、4つの受講スタイルがあり、自分のお住まいやライフスタイルに合わせて選べます。

【通学制】
全科目を全国の協会指定会場で受講

【通信制】
全科目テキストと通信教材で学習
試験だけ全国の協会指定会場で受験

【半通学制】
座学は通信教材で自宅学習
体験科目は全国の協会指定会場で受講

【通信制(地域校ワーク付)】
全科目通信教材で自宅学習
ワークと修了試験を全国各地にある地域校で受ける

野菜検定は「公式テキストを読んで勉強して、年1回開催される検定(東京・大阪・オンライン)を受ける」だけです。

どこかに通ったり、料理をしに行ったりする必要はありません。

費用

費用

野菜ソムリエの資格取得には約15万円ほどの費用がかかります。

これは各コースの養成講座を受講する必要があるためで、いわゆる「スクーリング代」を含んだ金額になります。

コース 費用
野菜ソムリエ 148,000円
(入会金 10,800円/受講料 137,200円)
野菜ソムリエプロ 172,500円
野菜ソムリエ上級プロ 270,000円

改訂版 野菜検定公式テキスト

▲新装版 野菜検定公式テキスト(1,870円)

野菜検定は「テキストを買って読み、年1回の試験を受ける」だけです。

そのため、受験にかかる費用は「野菜検定公式テキスト代」と「各級の受験料」しかかかりません。

もっとも費用が高くても「9,370円」と野菜ソムリエの約1/15の金額で済みます。

受験料
ベーシック(3級) 4,600円
プロフェッショナル(2級) 5,900円
マスター(1級) 7,500円

併願による割引もあります。例:3級2級併願で10,000円。

野菜検定の試験問題は「野菜検定公式テキスト」からしか出題されないので、必ず手に入れて読み込まないと、勉強のしようがありません。

(個人的には『野菜検定公式テキストを売るために検定を実施する』という側面もあるのではないか、と思いました。日販はもともと書籍の販売を行なう会社ですし……)

ちなみに野菜ソムリエにも「野菜ソムリエ公式ガイドブック」という書籍が出版されています。

こちらは「野菜ソムリエとはどのような資格なのか?」を紹介する、文字通りの「ガイドブック」なので、購入してもしなくても大丈夫です。

試験の難易度や合格率は?

低リスク

野菜ソムリエの合格率は「野菜ソムリエ:約85%」「野菜ソムリエプロ:約35%」と階級が上がるごとに難易度が増します。

初級の野菜ソムリエに関しては「きちんと受講して、テキストで勉強して復習すれば、解答可能なレベル」なので、真面目に勉強をしていれば問題なく資格の取得ができます。

プロ以上は試験内容がより高度に専門的になるので、難易度がかなり高くなります。合格率を見ても「3回受験して最後の1回受かる」くらいの難しさなのが分かります。


野菜検定は筆記試験(1時間)のみで各級80問が出題されます。

野菜検定の公式からは各級の合格率や難易度は発表されていませんが、

  • 各級80問が出題&約70%以上の正解で合格
  • 試験問題は「野菜検定公式テキスト」の内容しか出題されない

ことを考えると、公式テキストをしっかり読み込んだり、もともと野菜や果物についての知識を持っていたりすれば、特に3級への合格は難しくないと思われます。

第1回の野菜検定を受けた人の口コミを見ると「テキストの模擬問題と実際の試験問題と内容が全然違った」「引っ掛け問題みたいな設問が面倒だった」という意見もあり、知識だけではなく、文章の読解力が求められるようです。

また第1回に関しては「公式テキスト(初版と2版まで)や実際の試験問題に誤植が多くあり、合格基準が下がった」という事情もあり、第2回以降は各級の合格率は下がるのではないか?との声もありました。

2022年開催の第3回では新装版の公式テキストになり、誤植などの問題は解決済と思われます。

野菜ソムリエは、食に関する民間資格のなかでも知名度と人気が高い資格なので、以下のような人に向いている資格です。

「食関係の仕事を目指していて、民間資格でいいから何かアピールポイントが欲しい」
「食に関する仕事に就いていて、スキルアップのための勉強をしたい」
「野菜ソムリエの肩書きを使って、仕事や事業をしたい(分かりやすい肩書きが欲しい)」

一方で野菜検定は、いわゆる「趣味レベルの検定」になります。

「野菜や果物の知識を増やして、普段の買い物や食事などに役立てたい」
「検定、資格取得マニアで、食に関する検定も受けたい」

野菜ソムリエと野菜検定は、それぞれ最終目標とする所が異なります。

  • どのような目的で野菜の勉強をしようと思っているのか?
  • 野菜や果物に関して、自分が何を学びたいのか?
  • 資格取得や検定に合格して、次に何をするのか?

…というように、自分の希望にあった資格取得や検定への合格を目指してみてはいかがでしょうか?

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野菜ソムリエと野菜検定に関しては、下記の記事でくわしく紹介しています。よろしければ合わせてお読みください。

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