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今すぐ使える野菜&果物知識が学べる「野菜検定」とは?合格率・試験問題の難易度

野菜検定

野菜検定とは日常生活に役立つ野菜の知識を学べる検定試験です。

野菜に興味がある人ならば誰でも受験可能で、野菜の幅広い知識(栄養や旬、選び方、食べ方、保存方法など)を学ぶことを目的としています。

日本出版販売株式会社(日販)が企画・運営を行なっており、野菜検定の他にも「フルーツ検定」や「調味料検定」「紅茶検定」「薬膳・漢方検定」なども手がけています。

野菜検定は2016年に第1回が開催された非常に新しい検定試験で、知名度はそれなりですが、成城石井が協力していることもあり、店頭のポスターなどを見かけた人も多いのではないでしょうか。

野菜検定を受けるには?

日程

野菜検定は年に1回、東京・名古屋・大阪で開催されます。

【第2回野菜検定】
開催日:2017年10月29日(日)
場所:東京・名古屋・大阪
申込締切日:2017年9月25日(月)

【第1回野菜検定】
開催日:2016年7月3日(日)
場所:東京・名古屋・大阪
申込締切日:2016年5月25日(水)

開催場所は開催回によって異なると思いますが、第1回は

  • 東京:武蔵野調理師専門学校(池袋)
  • 名古屋:調査中
  • 大阪:近畿大学

にて実施されていました。

1会場あたり数百人の受験者が収容できるような、それなりに規模の大きい会場が開催場所として選ばれているみたいですね。

実施級と受験料

野菜検定は、誰がどの級から受けても良いです。

  • 公式サイトからのインターネット申込み
  • 一部の書店店頭に設置されている「願書(払込取扱票)」

にて受付を行なっています。※願書(払込取扱票)はメールやハガキでの請求も可能です。

【ベーシック(3級)】
野菜の実用的な基礎知識を学びたい人向け
出題傾向:基礎知識(種類や旬、主な栄養素など)、選び方、保存方法など「美味しく野菜を食べる為」の知識
受験料:4,300円

【プロフェッショナル(2級)】
基礎知識だけではなく、より手広く、詳しく野菜の知識を学びたい人向け
出題傾向:基礎知識+野菜の幅広い知識(品種ごとの特徴、伝統野菜、野菜のマーケット状況など)
受験料:5,700円

【マスター(1級)】
出題傾向:2~3級の範囲+野菜の分類や品種、野菜の現状の詳しい数字、改訂版の「野菜の栄養と健康・美容」の項目
受験料:7,200円

併願にすると受験料が割安になり、各級の受験時間は重ならないように時間調整されているので、第1回も2級と3級の両方を受ける人も多かったです。

受験級 開場 説明 試験
ベーシック(3級) 10時30分 10時50分~11時 11~12時
プロフェッショナル(2級) 12時30分 12時50分~13時 13~14時
マスター(1級) 14時30分 14時50分~15時 15~16時

問題形式・試験内容

マークシート

筆記試験だけで、実技試験はありません。

一般的な検定と同じく、マークシートによる4者択一方式になり、正しいと思う答えにマークしていきます。

【3級の模擬問題】
一般的な白菜の旬はいつか?
1.春 2.夏 3.秋 4.冬

トウガラシの仲間ではないものはどれか?
1.ピーマン 2.シシトウ 3.オクラ 4.パプリカ

ダイコンやカブに含まれる「ジアスターゼ」の働きで正しいものはどれか?
1.しみの原因となるメラニンの生成を抑制する 2.消化を助け、食欲を増進させる
3.死亡の燃焼を助け、肥満防止に役立つ 4.虫歯や口臭を予防する

【2級の模擬問題】
次の栄養素のうち、5大栄養素ではないものはどれか。
1.食物繊維 2.たんぱく質 3.ビタミン 4.ミネラル

春の七草でダイコンを表すのは次のうちもどれか。
1.すずな 2.すずしろ 3.なずな 4.ほとけのざ

次の野菜のうち、「指定野菜」ではないものはどれか。
1.かぼちゃ 2.ニンジン 3.トマト 4.キャベツ

【1級の模擬問題】
健康的な生活を維持するために、1日あたりで摂取する野菜・果物の目標量の正しい組み合わせはどれか。
1.野菜300g以上、果物200g以上 2.野菜350g以上、果物200g以上 
3.野菜300g以上、果物250g以上 4.野菜350g以上、果物250g以上

「干し野菜」に期待されるもののうち、間違っているものはどれか。
1.糖質が抜けて、ダイエット効果が期待できる。
2.水分とかさが減って、多くの量を食べることができる。
3.甘みが増したり、旨味が凝縮したりと美味しくなる。
4.保存性が高まる。

次の野菜とその色素成分の組み合わせで正しいものはどれか
1.ブルーベリー✕リコピン 2.ホウレンソウ✕クロロゲン酸 3.トウモロコシ✕ゼアキサンチン 4.パプリカ×クロロフィル

※3級~1級の模擬問題は「野菜検定公式テキスト」と野菜検定 練習問題 – 日販の検定ポータルより引用しています。

難易度・合格率

試験問題は公式テキストの内容しか出題されないので、各級の試験の難易度に関しては「元々自分が知っている野菜の知識」と「どれだけ公式ガイドブックの内容を読み込むか?」で大きく変わってきます。

とは言え、第1回を受験した人からは「模擬問題集の内容と違いすぎる」「引っ掛け的な問題が多く、変に難しかった」という意見も聞かれたので、あくまでも「テキストの内容をどれだけ覚えられるか?」が重要になってくるように思います。

合格基準はベーシック(3級)、プロフェッショナル(2級)、マスター(1級)ともに正答率 約70%以上で合格になり、各級80問が出題されるので、56問〈80✕0.7=56)以上正解すれば合格です。

第2回以降は難易度そのままだと、合格率が下がる?

公式からは各級の合格率は発表されていませんが、第1回は「テキスト、試験問題ともに誤植が多く、合格基準が下がった(不備があった問題は全員正解になる)」という事情があり、2級、3級ともに合格率は高かったのでは?と思われます。

その為、第2回以降は問題の傾向が第1回と同じであれば、難易度はそのまま変わらず、合格率が下がる可能性は高いです。

公式テキスト

改訂版 野菜検定公式テキスト

野菜検定の勉強に必要不可欠な公式テキストは、書店やAmazonなどのネットショッピングサイトで購入できます。

2017年現在、野菜検定の公式テキストとして

  • 野菜検定公式テキスト
  • 改訂版 野菜検定公式テキスト

の2種類がありますが、今から野菜検定の勉強を始められる方は「改訂版 野菜検定公式テキスト」を購入することを強くおすすめします。

改訂版には、巻末収容の「栄養と健康」に関する情報と、マスター(1級)の模擬問題が追加されているので、特にマスターの受験を考えている人は、こちらを買わないと勉強になりません。

※2~3級は「野菜検定公式テキスト」または「改訂版 野菜検定公式テキスト」のどちらかで勉強すればOKです。

野菜検定公式テキスト 改訂版 野菜検定公式テキスト
金額 1,620円 1,728円
ページ数 176ページ 192ページ
発売日 2016年3月29日 2017年7月21日
ISBN-10 4408111791 4408009016
ISBN-13 978-4408111797 978-4408009018

ちなみに、はじめての有機野菜と食材宅配の管理人は「改訂版」をすっかり見逃していて、書店に1冊だけあった古い方の「野菜検定公式テキスト」を購入してしまいました……。

野菜検定公式テキストのAmazonのレビューを見ると「誤字脱字が多い」「情報が間違っている」と評判がイマイチですが、初版第3刷(2016年9月5日)からは訂正されています。
『野菜検定公式テキスト』誤植のお詫びと訂正(PDFファイル)

購入する際は

  • タイトル・表紙に「改訂版」が明記されている
  • 試験問題に「マスター(1級)」がある
  • 値段が「1,728円」
  • ページ数が「192ページ」ある
  • 初版発行年が「2017年」

を忘れず確認して下さい。

まとめ

野菜検定は「野菜についての基礎知識を学びたい」「普段の食生活により野菜を取り入れる為に食べ方や保存方法についても知りたい」と思う人に向いている検定です。

2017年で第2回ということもあり、まだまだ知名度が低く、野菜検定で級を取得したら就活に有利になる……という訳でもありません。

「趣味レベルの検定」「野菜について勉強したい時のスキルアップ、モチベーションアップの為の検定」という位置付けで捉えておくことをおすすめします。

野菜検定公式ガイドブックに関しては、各野菜の栄養素、選び方、保存方法、相性の良い食材や食べ方が分かりやすく記載されていて、巻末資料には野菜を取り巻く状況などの読み物も充実しています。

検定の勉強だけではなく、野菜を多方面から知りたい時の便利な1冊として、検定終了後も役立ちそうだなと思いました。

らでぃっしゅぼーや