留守がちな家庭でも安心!生協の宅配は留置でも受け取れる
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数ある食材宅配サービスのなかで、生協の宅配を利用するメリットの一つが、留守時には「不在時宅配」が利用できること。
生協の宅配は配達エリアごとにお届け曜日と時間帯が決まっており、自分の都合に合わせて配送日時を自由に設定することはできません。
一部の生協では曜日・時間帯に届けてくれる「ネットスーパー」や「指定便(パルシステム)」もありますが、利用地域は限られています。
そのため、日中は仕事で留守がちな家庭を中心に、留置配送が利用されています。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
この記事の目次
生協の不在時配送サービス
- 専用の保冷箱に入れて、指定場所に留置
- オートロック付きマンションの場合は?
- 手数料は無料
- 在宅でもチャイムを鳴らさずに留置してくれる
- 不在でも商品の注文は可能
- 資源ごみも回収OK
専用の保冷箱に入れて、指定場所に留置
注文した商品は、不在時は専用の通い箱(冷蔵・冷凍品が入っている発泡スチロール製の箱)や、プラスチック製の折りたたみコンテナに入れて、玄関先や車庫の前など、指定の場所に留置してくれます。
保冷の箱には保冷剤、冷蔵の箱にはドライアイスを入れて、商品の鮮度を保ったままの状態で受け取れるよう工夫がされています。
商品のお届けから帰宅までに時間がかかる場合や夏の暑い時期は、商品が傷んだり溶けたりしないように、入れる保冷剤やドライアイスの量を多めにしてくれます。
留置するときは「封印シールでフタを留める」や「留守宅用シート(セーフティーカバー)で箱全体を覆う」「鍵付きベルトで留める」など、いたずらや盗難防止の措置を図ってくれるので比較的安心して利用できます。
実際に生協の宅配を利用する前に、不在時の置き場所に関する質問を受けると思うので、その際に希望の場所を言っておけば対応してくれます。
大きめの発泡スチロールが縦に何箱か置ける程度のスペースがあれば、問題なく留置スペースとして利用できると思います。
次の配達日に、通い箱や折りたたみコンテナ、蓄冷剤、仕切りシートなどをまとめて、指定場所に置いておけば、配達担当者が回収してくれます。
オートロック付きマンションの場合は?
オートロック付きマンションの場合「入り口にオートロックがあると、玄関先に留置は難しいのでは?」と思ってしまいます。
対処法としては以下の5通りの方法が考えられます。
・入り口付近に固めて置いてもらう。
・ほかの宅配の荷物と同じように、宅配ボックスに入れてもらう。
・配達時間を遅くしてもらい、在宅中に受け取れるようにする。
・駐在の管理人さんやコンシェルジュに預かってもらったり、オートロックを解除してもらい玄関先に置いてもらったりする。
・同じマンションでほかに生協に加入している人がいる場合、ほかの配達先の人にオートロックを解除してもらい、玄関先に置いてもらう。
利用前に配達担当者の人と相談する機会があるので、都合のよい不在宅配を選んでみてください。
手数料は無料
生協の宅配は「基本手数料と配達手数料」が掛かりますが、不在宅配の手数料は一切請求されません。
不在時宅配サービスがあるネットスーパーは、ほとんどの場合「1回あたり110円」など別料金がかかったり、月額制使い放題サービス(月330円~550円)への加入が必要だったりするので、追加料金を気にせず利用できるのがよいですね。
在宅でもチャイムを鳴らさずに留置してくれる
利用前に配達担当者の人に連絡をしておけば、在宅・不在の有無に関係なく、チャイムを鳴らさずに留置をしてもらえます。
「配達時間帯がちょうど子どもの昼寝と重なるので、チャイムを鳴らされたくない」
「女性の一人暮らしなので、防犯上、他人に在宅や不在を知られたくない」
という家庭にとっては、非常に使い勝手のよい宅配サービスだと思います。
不在でも商品の注文は可能
生協の宅配では基本的に配達時に商品の受け取りと同じく、注文書を提出することで次回の注文を行なうのですが、不在宅配を利用する場合は記入済みの注文書をクリアファイルに入れて、
- 保冷箱の中に入れる
- 玄関のドアノブに提げる
という2通りの提出方法がよく利用されています。
生協によって注文書の提出方法に違う可能性もあるので、念のため配達員に確認しておくと安心です。
また多くの生協では、配達日以降でも注文可能なインターネット注文を受付けています。「忙しくて注文書を出し忘れてしまった」や「今回、頼んだものを確認したあとに注文したい」という場合にも活用できて便利です。
資源ごみも回収OK
生協の宅配では、保冷箱や注文書の回収時に、資源ごみの回収も同時に行なってくれるところもあります。
【回収物の例】
- 商品カタログ・チラシ
- 紙パック
- 調味料の空きビン
- 卵パック
- 配達用ポリ袋
回収物はトイレットペーパーやティッシュペーパー、コピー用紙、卵パック、プランターなどの製品に生まれ変わり再利用されます。
何が回収の対象になるのかは、生協によって異なりますが、自宅から一歩も出なくても、溜まりがちな資源ごみを持って行ってもらえるのは助かりますね。
生協宅配の前に確認すること
生協の宅配は留守時でも利用しやすいのですが、唯一のデメリットと言えるのが「通い箱や折りたたみコンテナを次回の配達まで預かる必要がある」ということ。
折りたたみコンテナはコンパクトにたためるので、届いたときよりは省スペースになりますが、それでも通い箱や蓄冷剤はそのままの大きさなので、特に一人暮らしや二人暮らしで収納スペースが限られた物件に住んでいる人は、置き場所に困るかもしれません。
生協の宅配の利用前には、
- 配達の曜日と時間帯
- 不在時の留置場所
- 通い箱や折りたたみコンテナの収納場所
などを確認して、自宅での利用が向いているかどうか判断してみることをおすすめします。