雪のように真っ白!Oisixのホワイトなす(ホワイトベル)の魅力と食べ方まとめ
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ナスは「茄子紺(なすこん)」という色名があるように、紫味の濃い紺色が特徴的な野菜です。
そんなナスのなかでも珍しいのが、真っ白なナス「白ナス」。
食材宅配サービスのOisix(おいしっくす)では「ホワイトなす」として販売しており、送料無料のお試しセットにも入るほどの人気の高い珍しい野菜です。
ナス特有の茄子紺は、ポリフェノールの一つ「ナスニン(アントシアニン系色素)」によって作られるのですが、白ナスには、そのナスニンがないため、皮も中身も真っ白になります。
見た目でちょっと驚いてしまいますが、油との相性も良く、加熱すると、とろ~りとした食感が美味しいナスです。
この記事の目次
皮も中身も真っ白!な秘密とは?
白ナスは名前通り「真っ白なナス」です。皮も白ければ、切った断面も白。
これは一般的なナスの皮に多く含まれるポリフェノールの一種「ナスニン(アントシアニン系色素)」が白ナスにはないため、外も中も真っ白なナスになります。
ナスニンには抗酸化作用、コレステロール値を下げる、血行促進などの働きがありますが、ナスニンがない白ナスには、それらの効果はあまり期待はできなさそうですね。
ちなみにOisixで人気のトロなすを代表とした「緑なす」にもナスニンが含まれていないので、茄子紺にはなりません。
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ほかのナスと同じくアクがあるので、包丁で切ってしばらく置いておくと、切り口が茶色く変色してきます。変色を防止するために、切った後すぐ塩水にひたしておきましょう。
皮が固い分、とろっとした食感に
白ナスは「皮が白い」だけではなく「皮が固い」という特徴もあります。
ナスニンは紫外線から身を守るためにクロロフィル(光合成色素)を生成するのですが、ナスニンがない白ナスは、自身の身を守るために皮を固くするという手段を取りました。
私たち食べる側からすると皮が固いと食感が気になるところですが、皮が固くて厚いぶん、中の水分を逃さないので、みずみずしくて、しっとりとします。加熱すると「とろ~り」とした食感になるので、浅漬けなど生で食べるより加熱して食べることに向いています。
イタリア原産白ナスの品種
Oisixのホワイトなすは「イタリア系のなすの品種」。
同じ「白いナス」でも品種によって大きさや形に違いがあるので、今回いくつか紹介したいと思います。
ホワイトなす(ホワイトベル)
手のひらに乗るサイズ(長さ15cmくらい)で、米ナスと同じような大きさと形をしている白ナスが「ホワイトベル」です。
Oisixの「ホワイトなす」は、色や形、大きさから見て、ホワイトベルっぽい感じです。
珍しい品種の野菜を、Oisix独自のネーミングを付けて売り出すことが多いので、ホワイトなすもその一つだと思われます。
ほかの白ナスよりも皮の固さは少なめ。
米ナスと同じような、ころんとした大きさなので、輪切りや半月切りにして、焼いたり炒めたりの加熱料理にも使いやすいです。
ただし加熱をすると皮と果肉の色が茶色になるので、素揚げにすると色付きが抑えられます。
たまごナス
うずら卵よりも大きいくらいのサイズの白ナスです。
色と見た目がカワイイナスですが、皮が固く、種がたくさん詰まっているので、食用ではありますが食べるのに向いている白ナスではありません。
要は「見るぶんには良いけれど、実際に食べてみると美味しくない」タイプのナスです。
早めに収穫しないと、どんどん種が固くなってしまうので、料理に使えるかどうかは、実際に切って判断してみないと分かりにくいです。
そのため、丸ごと料理に使うよりも、くし切りや輪切りにして、煮込み料理に使うのが向いています。
グレーテル
長さ10~15cm 細長い形の白ナスです。
グレーテルはミニナスの一つで、国内品種の「味しらかわ」もスリムな白ナスなのですが、こちらは長さが20~30cmほどあるので、見た目の大きさが全然違います。
皮は柔らかく、果肉はタネ感が少なくて締まった感じ。
縦に細長いので、ナスを細かく切って使う料理にも向いています。
食べ方としては、オリーブオイルでソテー、夏野菜をたくさん入れた「ラタトゥイユ」、揚げたナスを甘酢で漬けた「カポナータ」など。
白ナスを使ったレシピ
白ナスも一般的のナスと同じような料理方法でOK。
加熱することで、とろっとした食感になるので、加熱前後のギャップが楽しめます。
今回は白ナスの「白さ」を活かしたレシピを、いくつか紹介したいと思います。
シンプルに両面焼き
ホワイトなすは米ナスのような丸っこい形をしているので、輪切りや縦切りにして両面を焼くのに向いています。
まずは、シンプルな味付けで「普通の紫ナスとはどうちがうのか?」を体験してみてください。
【材料】
ホワイトなす:1本
オリーブオイル:大さじ1
塩コショウ:少々
レモン汁:少々
【作り方】
1.ホワイトなすを輪切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを入れて、ホワイトなすを両面焼く。
3.塩コショウ、レモン汁をかけて味付けをする。
素揚げ+ソース
白ナスの白さを活かすならば「油で揚げる」のが最適。
素揚げをして好みのソースをつけて食べるほか、天ぷらや揚げ浸しにしても美味しいです。
【材料】
ホワイトなす:1~2本
塩水:適量
油:適量
好みのソース(ポン酢、おろししょう油、バルサミコソースなど)
【作り方】
1.ホワイトなすを輪切りにして、塩水につけてアク抜きをする。
2.水気を切り、キッチンペーパーで水気をふき取る。
3.170~180度の油できつね色になるまで揚げ、油を切る。
4.ポン酢、おろししょう油、バルサミコソースなど、好みの味付けをする。
ナスと鶏肉のクリーム煮
白ナスは色が付かないので、クリーム煮やホワイトシチュー、グラタンにもよく合います。
【材料】
鶏もも肉:100g
ホワイトなす:1/2本
牛乳:200cc
薄力粉:大さじ1/2
塩コショウ:少々
コンソメ:少々
【作り方】
1.一口大に切った鶏もも肉に塩コショウと小麦粉をまぶす。
2.フライパンで表面をカリッと焼く。
3.半月切りにしたナス、牛乳、コンソメを加えて煮込む。
5.鶏肉とナスに火が通り、とろみが付いたら完成。
いろいろな白ナスの食べ方
ナスは低気温や乾燥に弱いので、風通しの良い涼しい場所に保存しておきましょう。
冷蔵庫保存でも大丈夫ですが、7度以下の場所に長時間置いておくと、皮にツヤがなくなったり変色したり、凹みができたりしてしまいます。
白ナス本来の色ツヤそのままに味わいたいときは、早め早めに料理することをおすすめします。
一般的な紫ナスと比較して、なかなかスーパーで見かける機会が少ないのですが、Oisix(おいしっくす)では、送料無料のOisixお試しセット(1回1,980円)に「ホワイトなす(白ナスのホワイトベル)」が入っていることもあるので、運が良ければ購入できるかもしれません。
ほかにも珍しくて新しくて美味しい野菜や、主菜と副菜が20分で作れる料理キット「Kit Oisix」もお得にお試しできるよい機会なので、新しく野菜生活を始めてみてはいかがでしょうか?