レシピも公開!大地を守る会の絶品有機野菜を使った料理8品
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有機野菜のパイオニア「大地を守る会」の 有機、無農薬の野菜や果物をもっともお得に試せるのが「基本お試しセット」です。1回980円、全国送料無料。※現在は1,880円全国送料無料です。
「新鮮な状態で届く」「野菜の味が濃い」ともっぱらの評判だったので、実際に取り寄せてみました。
届いたのは、メインの「小野寺さんの白菜」を含めた計8品。
今回は「実際に料理した時の感想」をレシピ付きでまとめてみました。
- 小野寺さんの白菜……1/2個
- じゃがいも……400g
- 菜花……150g
- 大根……1/2本
- 人参……300g
- ブロッコリー……1株
- 玉ねぎ……400g
- ぽんかん……500g
大地を守る会のお試し野菜セットは、時期によって届く食材や生産地が異なります。
「あ、この野菜、試してみたいな」と思ったとき、是非とも注文してみてください。
この記事の目次
実際に作ってみた
お試し野菜セットの食材を使い、同梱されていた「調理ポイント」を参考にしながら、実際に大地を守る会の野菜を料理をしてみました。
小野寺さんの白菜
今回の基本お試し野菜セットのメインが「小野寺さんの白菜(茨城県)」。
1年以上熟成させた自家製の堆肥を使用。
外葉を縄でしばり、包むことで、葉に糖分が蓄積されるので、緑の葉は柔らかく、白い部分はとろける甘さを実感できます。
驚いたのはその「大きさ」。
商品写真では全然分からなかったのですが「長さは30cm、重さ2kg」と、かなり大きい物が届きました。
丸々と太った白菜の持つ迫力は「すごく……大きくて厚い」の一言でした。
調理ポイントに「豚バラ肉と重ねてポン酢でいただくのも美味しいです」とあったので、白菜と豚バラ肉の重ね煮を作りました。
1枚1枚の葉が大きくて肉厚。かなりの枚数と大きさなので使い切るまでに、浅漬けや白菜鍋、クリーム煮、炒め物などさまざまな料理が作れます。
冷蔵庫に入るか入らないかと思うほどの大きさですが、寒い時期であれば新聞紙などに包んで風通しが良い場所に置いておけばOKです。
白菜と豚バラ肉の重ね煮(2~3人前)
材料
白菜……5~6枚
豚バラ肉……200g
酒……100cc
作り方
1.白菜は一枚ずつ剥がして、縦に半分に切る。
2.白菜と豚バラ肉を交互に重ねる。
3.土鍋の高さに合わせて切り、鍋に敷き詰める。
4.日本酒を振りかけ、フタをして火が通るまで煮る。
5.お好みでポン酢などをかけて食べる。
人参
茨城県の堀田さんが栽培した人参は、土付きの状態で届きました。
重さは約423g。
土付き人参は普段買うことがないので、少々戸惑いましたが、水を流しながら亀の子タワシでこすると、綺麗に土が落ちます。
調理ポイントには「まずは生で食べて、甘さや風味を感じてみてください」とあったので、素材の味を活かせるフレンチドレッシングを使ったサラダを作りました。
人参は皮の近くにカロテンなどの栄養素が豊富な野菜です。
今回届いたのは関東産、無農薬の人参だったので、安心して皮ごと調理できました。
人参サラダ(1~2人前)
材料
人参……1/2本
塩……少々
オリーブオイル……大さじ1
酢……大さじ1
黒コショウ……少々
作り方
0.人参に付いた土を水で流しながら、タワシなどでこする。
1.むいたときに細長くなるよう、人参に包丁で切り込みを入れる。
2.人参をピーラーを使って薄くむいていく。
3.細切りになった人参に塩少々を振りかけてもみ、しばらく置く。
4.オリーブオイル、酢、黒コショウを混ぜ合わせてフレンチドレッシングを作る。
5.人参の水気をしぼり、ドレッシングと和える。
じゃがいも
北海道産の有機、無農薬キタアカリ(じゃがいも)。4個入りで重さは約420g。
男爵芋とツニカを交配した「ホクホク系のじゃがいも」で、男爵芋と比較して黄色くて甘みが強いのが特徴です。
普段はメークインか男爵芋しか買わないので、キタアカリを使うのは今回が初めて。
いろいろと調べてみると「キタアカリは、じゃがバターやフライにすると美味しい」とあったので、じゃがいもの美味しさを感じられるじゃがバターにしました。
ちなみにキタアカリは煮崩れしやすいので、粉ふきいもやポテトサラダにはおすすめですが、肉じゃがなどの煮物には不向き。
大地を守る会では定番品種以外にも、いろいろな品種のじゃがいもが購入できるので、じゃがいもの品種にあった料理法がいろいろと試せるのも良いですね。
じゃがバター
材料
じゃがいも……1コ
塩……少々
マーガリン……適量
作り方
0.じゃがいもに付いた土を水で流しながら、タワシなどでこする。
1.洗ったじゃがいもをラップで包む。
2.電子レンジ(500W)で、5~6分加熱する。
3.竹串をさしたとき「すっ」と入ればOK。
4.ラップを外して、十字の切り込みを入れる。
5.塩を振りかけて、マーガリンを乗せる。
菜花
春の訪れを感じさせる、高知県の四万十有機農業者ネットワークの菜花です。
一袋に菜花が3束、重さは153g。
葉や茎が柔らかい葉物野菜ですが、痛みや変色がなく、花も色付いたり、咲いたりせず、全部美味しく食べられる状態で届きました。
届いた次の日に菜花のわさび和えを作ったところ、一部の花が黄色く色付いていたので、早めに美味しく料理した方が良い野菜だと思います。
菜花のわさび和え
材料
菜花……3束
塩……ひとつまみ
白だし……少量
みりん……少量
わさび……少々
作り方
1.菜花は塩ひとつまみを入れたお湯でさっと茹でる。
2.流水にさらして、水気をしぼり、4等分に切る。
3.白だし、みりん、水を少々を加えて、わさびを溶き入れる。
4.菜花を入れて和える。
point
ほかの葉物野菜と比べて、茎が柔らかいので、気持ち早めに茹で上げた方が良い。
大根
神奈川県の黒崎有機栽培研究会の大根1/2本。
重さは530g。
スーパーで売られている大根だと、皮や葉っぱ部分が、何となく「へたり」としている場合が少なくないのですが、届いたのはすっきりと瑞々しく固い身持ちの大根でした。
紹介写真や実際に届いたのは上半分でしたが、ウェブストアで大根1/2サイズを注文するとき「上下の希望は受けられない」とあったので、下部分が届く場合もありそうです。
調理ポイントに「両面をこんがり焼いて、お好みの味付けでいただく『大根ステーキ』も簡単で美味しく、たっぷり大根を使えます」とあったので、和風味で作ることにしました。
大根ステーキ
材料
大根……6cm
ごま油……少量
しょう油……大さじ1
みりん……大さじ1
かつお節……適量
作り方
1.大根を3cmの厚切りにして、皮を剥き、十字の切り込みを入れる。
2.耐熱皿に入れて、ゆるくラップをかけ、電子レンジで5~6分加熱する。
3.フライパンにごま油を入れ、水気を切った大根を入れて焼く。
4.両面に焦げ目が付いたら、しょう油とみりんを加えて、少々煮詰める。
5.器に盛り、かつお節をかける。
point
十字の切り込みを入れる(=隠し包丁をする)ことで、火の通りが早くなったり、味の染み込みが良くなったりします。
ブロッコリー
愛知県、天恵グループの無農薬ブロッコリー。重さは約363g。
片手でしっかりと掴めるくらい茎が太くて長いのに驚きました。
茎は捨てる人も多い部分ですが、しっかりした歯ごたえがあり、炒め物やスープなどいろいろな料理に使いやすいです。
今回は茎をメインにした「ブロッコリーとささみのオイスターソース炒め」を作りました。
私が個人的に注目したのはブロッコリーの梱包に「鮮度保持フィルムPプラス」が使われていること。
Pプラスは、ローソンのカット野菜にも使われている野菜袋で、袋にミクロの穴を無数に空けることで野菜の新鮮な状態をキープしてくれます。
食材宅配サービスは、収穫から商品の受取まで時間がかかるので、やはり鮮度が気になるところですが、その辺りもきちんと考えて出荷しているのだなと思いました。
ちなみにウェブストアでは大地を守る会の冷凍ブロッコリーも売られています。
カット&茹で済みで、炒めものやスープ、サラダなどの彩り、お弁当の具にもなるので、ちょっと野菜が欲しいときに便利に使えます。
ブロッコリーとささみのオイスターソース炒め(2~3人分)
材料
ブロッコリー……半株
鶏ささみ……2本
酒、しょう油……小さじ1~2
塩……ひとつまみ
油……少量
にんにく、しょうが……少量
オイスターソース……大さじ1
しょう油……小さじ1~2
作り方
1.ブロッコリーを小房に分ける。芯の部分は厚めに剥き、食べやすい大きさに切る。
2.鶏ささみは一口大に切り、酒としょう油で下味を付ける。
3.塩ひとつまみを入れたお湯にブロッコリーの芯を入れて、約30秒後に小房部分のブロッコリーを入れて茹でる。
4.少々固めに茹で上げたら、ザルに空ける。
5.フライパンに油を入れて熱したあと、鶏ささみを炒める。
6.鶏ささみに焦げ目が付き、中まで火が通ったら、ブロッコリーを入れる。
7.オイスターソースとしょう油、にんにく、しょうがを加えて炒める。
point
ブロッコリーの茎部分は筋が気になるので、皮は厚めに剥きます。
小房と茎部分とでは、固さが違うので、先に茎部分から茹でること。
玉ねぎ
北海道産の有機、無農薬玉ねぎ。2個入りで重さは436g。
残念だったのが、切ったときに中の一部が傷んでいたこと。
こればかりは外側から判断がつかず、有機・無農薬栽培でなくても起こることなので「許容範囲」と言うべきでしょうか。
調理ポイントには「生で感じる辛味が、じっくりいためらうと甘みに変わります。塩コショウで卵と炒めただけでも美味しい」とあったので、シンプルに玉ねぎと卵の炒めものにしました。
ちなみに大地を守る会では平飼い卵も購入できます。
「くさみがなく、あっさりとしているのにしっかりとしたコクがある」とのことなので、一度は食べてみたいところ。
【玉ねぎと卵の炒めもの(1人分)】
材料
玉ねぎ……1/4コ
卵……1コ
油……適量
塩、コショウ……少々
作り方
1.玉ねぎを0.5cmほどの薄切りにする。
2.フライパンに油を入れて熱したあと、玉ねぎを入れて炒める。
3.充分に玉ねぎが炒まったら、溶き卵を入れて、大きく混ぜる。
4.卵に火が通ったら、塩とコショウで味付けする。
ぽんかん
熊本県産のぽんかん。1袋4個入りで重さは547g。
ぽんかんは柑橘系の中でも薄皮が薄いので、皮を剥いたら、薄皮ごと食べられます。
みかんとは違う爽やかな香りと「ぷりっ」とした食感が特徴的です。
柑橘系は特に何の加工もせずそのまま食べるのが好きなので、普通に剥いて食べました。
皮と薄皮、タネを取り除いてジャムを作ったり、皮でピールやマーマレードを作ったりといろいろな使い方もできます。
最後に
大地を守る会の野菜や果物は、契約農家から直接仕入れた食材が新鮮な状態で自宅に届くので、スーパーで買うよりも冷蔵庫や常温保存問わず、結構日持ちがします。
配送や梱包状態も良いので、見ただけでも分かるような傷みや変色の心配もありません。
気になる味に関しては、野菜や果物それぞれ味が濃くてしっかりしているので、普段より薄味でも充分に美味しく食べられます。
また大地を守る会の野菜の有機、無農薬は約75%なので、皮付きの状態で料理したり、食べたりしても安心・安全。
現在発売のお試しセットは、16品目入った夏季限定食材入りで1,880円全国送料無料です。お試しセットは7日間の返金保証つきです。
▼大地を守る会のメリット・デメリットをこちらで解説しています。
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