出不精でも健康生活!自宅に居ながら新鮮な野菜を宅配してもらう方法
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妊婦さんや赤ちゃん、小さな子どもがいる子育て世帯は、家にこもりがちになやすく、外出するのも一苦労です。
「外出はままならないけど、新鮮な野菜は食べたい」というときに、ネットで注文して自宅までお届けしてくれる食材宅配サービスを利用するのも一つの方法です。
今回は「ネットスーパー」、「有機野菜系の食材宅配」、「生協の宅配」の、それぞれの特徴や違いをまとめてみました。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
この記事の目次
ネットスーパー
注文した商品を近くの店舗から自宅まで当日または翌日にお届けするネットスーパー。
イトーヨーカドーやイオン、西友など大手スーパーマーケットだけではなく、地方スーパーでも対応をしているところも多く、全国各地で利用できます。
取扱い商品は野菜以外にも、肉・魚・卵・お惣菜・飲料・日配品・日用品など毎日の生活で欠かせない商品も購入可能です。
チラシ掲載商品も買えるので、普段の買い物と近い感覚で利用できます。
「今晩の夕飯の買い物をネットスーパーですべて済ませたい」「飲料水やお米など、重くてかさばるものを運んで欲しい」というときにも、ネットスーパーは活用できます。
◆メリット
– 注文した当日や翌日にお届けが可能
– 定期宅配ではなく、その都度利用がしやすい
– 一部では月額制使い放題サービスを実施
– 野菜以外の食材の品揃えが豊富
– その都度利用がしやすく、欲しいときに好きな商品が購入できる
– チラシ掲載商品も買えるので値段は安め
◆デメリット
– 届く野菜は「スーパーの野菜レベル」
– 有機野菜や減農薬野菜系の取扱いが少ない
– 野菜によっては国産の取扱いがない場合も
– チラシ掲載商品以外は割高
自分で買いに行くより新鮮な野菜が手に入る
スーパーへ行くと「しなっとした野菜」が並んでいることも少なくありません。
そのため「ネットスーパーでも傷んだ野菜が届くのでは?」と心配に思うのですが、クレームや苦情対策もあるのか、傷みがまったくない新鮮な野菜が届くことが多いです。
「あれ?自分で買いに行くより新鮮じゃない?」と思うこともあります。
ただしスーパーで買える野菜なので、有機野菜や減農薬野菜などの取扱いは少なく、産地も「国産」としか記載されていない場合も多いです。
「健康のために有機野菜を購入したい」「放射能汚染が心配だから、産地は限定して買いたい」という人には、使いにくさを感じるかもしれません。
ちなみにスーパーの場合、通常は午前中の早い時間帯に野菜が一斉に並べられて、商品の減り具合や買い物客が増える時間帯に合わせて補充がされます。
そのため「新鮮な野菜が欲しい」という場合は、できるだけ早い配送便を利用した方が、鮮度の良い野菜を手に入れられる可能性は高いです。
また「ピーマンは1袋の数が少ない方が良い」「大根1/2は上の部分で」など、注文時の要望欄に書いておくと、可能な限り対応してくれるので、自分が望む食材は手に入れやすいと思います。
その都度注文がしやすい、送料は1回330円~
注文を受け付けたあと、売り場の各コーナーで商品をピックアップ。
商品の温度帯ごとにコンテナを分けて、鮮度を保ったまま自宅まで届けてくれます。
ほかの宅配方法と比較して「必要なときに利用する」というその都度利用が一般的なので、普段スーパーで買い物が多い人が「今日だけ頼もうかな」というときに利用するのにも向いています。
基本的に手渡しによる受け取りが必要ですが、最近は不在の場合は指定場所に置いてくれる「留置サービス」が利用できるところも増えてきました。
送料は「1回330円」または「550円」が相場です。
注文合計代金が3,000円以上や5,000円以上で送料無料になります。
一部のネットスーパーでは、月額料金を支払うことで何度利用しても送料無料になる「使い放題サービス」も実施しています。
有機野菜系の食材宅配
野菜のなかでも「有機野菜」「減農薬野菜」に特化して宅配を行なうのが、有機野菜系の食材宅配サービスです。
有機野菜系の食材宅配サービス:Oisix、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会、ビオ・マルシェなど。
「食の安全」を第一に考えており、独自の基準をクリアした全国各地から厳選した野菜だけを取り扱っています。
取扱いは野菜だけではなく、肉や魚、卵、加工品、飲料、日用品など毎日の生活で欠かせない商品も多数取り扱っています。
非遺伝子組み換え、国産原料を優先、添加物不使用など、こちらも「食の安全」を重視したものを取り揃えています。
利用方法は「定期宅配」と「その都度」がありますが、どちらかと言うと「新鮮で安全な野菜を定期的に食べたい」人向けのサービスです。
◆メリット
– 有機野菜や減農薬の野菜が買える
– 収穫後すぐの配送なので新鮮さはピカイチ
– 産地や生産者を選んで購入できる
– 放射性物質の検査済みで安心
– 添加物不使用の加工品を多数取り扱う
– 自社配送エリアだと配送料がかなり安い
◆デメリット
– 値段はスーパーよりも割高
– 野菜によっては土付き、まれに虫付きな場合がある
– 肉や魚などは冷凍品で届く
– 大手宅配業者による配送は料金が割高
有機・減農薬・珍しい野菜が買える
有機野菜系の食材宅配で取扱いがある野菜は「有機、無農薬、低減農薬」など、環境負荷が少なく、安心して食べられるものばかり。
市場での買い付けではなく、すべて契約生産者から直接買い付けをしているので、生産者や栽培方法も分かるようになっています。
収穫した野菜(根野菜など一部商品除く)は、当日または翌日には各配送センターに発送されるので、かなり鮮度が良く、冷蔵庫に入れっぱなしでも日持ちします。
放射能検査体制も整っており、定期的な検査結果はWeb上で全公開。
政府が定めた基準値よりも厳しい、自主基準値よりも検査値が高かった場合、出荷は停止されるので、妊婦さんや小さな子どもがいる家庭でも安心して食品を食べられます。
西日本産、九州産に産地を限定したり、放射線量が不検出を確認した商品だけをお届けしたりも可能なので「新鮮」だけではなく、安心や安全を重視する人にも向いています。
また「スーパーでは買えない珍しい野菜」「高栄養。ものすごく美味しい」など、今まで食べたことがないような野菜とも出会えます。
たとえばOisixで取り扱うピーチかぶなどは、その典型例ですね。
スーパーよりも野菜の値段は割高ですが「美味しさや安心・安全を買っている」と考えれば、納得の価格だと思います。
送料はルート配送か宅配便かで大きく変わる
毎週1回または隔週の「定期利用」と、好きなときに注文する「その都度利用」があります。
商品は一度配送センターに集められてから各家庭へと宅配されるので、注文からお届けまで最短でも約3日はかかります。
送料は利用する食材宅配サービスや自宅のある住所によって大きく異なります。
自分が住んでいる地域が食材宅配サービスの自社配送の対象エリアであれば、送料無料または割安な料金で利用できます。
ただしヤマト宅急便など大手宅配業者による配送だと、送料はネットスーパーと比較しても「割高」。なかには地域手数料や冷凍送料が追加でかかる場合もあります。
「定期宅配は安いが、その都度利用は高い」が有機野菜系食材宅配の特徴と言えるでしょうか。
生協の宅配
昔から利用者の多い「生協の宅配」。
週1回や隔週の定期利用で、毎回決まった曜日と時間帯に注文した商品が届きます。
野菜、肉、魚などの生鮮食品や日配品、日用雑貨まで幅広く取り揃え。
「産直・国産」にこだわりがあり、生協オリジナルのコープ商品を目当てに利用する人も多いです。
一口で「生協の宅配」と言っても、それぞれの生協で取扱い商品や配送エリアなどが異なります。自分が住んでいる地域で複数の生協が利用できる場合が多いので「自分はどこが向いているのか?」を比較して選ぶことをおすすめします。
生協の宅配を利用する際は、組合員への加入と出資金(500円~1,000円)が必要です。
出資金は生協の運営費などに使われるお金で、退会時に返金されます。
◆メリット
– 注文方法が「カタログ、ネット、電話、FAX」と多い
– 国産・産直の食材が注文できる
– 食の安全にこだわった生協オリジナルの商品が豊富
– 留守時は留め置サービスが利用できる
– 1回あたりの送料が安い
– 妊婦さんや赤ちゃん、小さな子どもがいる家庭で手数料割引あり
◆デメリット
– 原則「定期宅配」の利用が必要
– カタログが届いてから注文まで1週間あり、タイムラグが起こりやすい
– 配達日時が決まっており指定できない
– 生協加入時に出資金が必要
– 野菜の鮮度に関しては「マチマチ」
産地直送にこだわり。野菜の鮮度は?
生協は昔から国産・産地直送・環境へのこだわりが強く、野菜に関しても安心して食べられるものを提供しています。
たとえばパルシステムの「有機野菜セット」では、旬の野菜セットを指定産地から定期的にお届けしてくれます。
ただし野菜の評判に関しては生協によってマチマチ。
「新鮮で美味しいのに安い」「葉物野菜が青々としていた」の絶賛の一方で「スーパーで買える野菜と変わらない」「鮮度の良くない野菜が届いた」という口コミも多々見られます。
野菜の鮮度に関しては、実際に注文してみない限り、何とも言えませんが「有機野菜系の食材宅配よりも品質は下…?」と思うかもしれません。
週1回のルート配送で、配達手数料は割安
注文方法として「カタログ、ネット、電話、FAX」が利用できます。
カタログと注文書が届いてから注文まで1週間、注文から商品配達まで1週間と、かなりタイムラグがあるので「今日注文した商品を明日、明後日に届けて欲しい」という場合は、生協の宅配ではなくネットスーパーの方が向いています。
ちなみに「牛乳やパンは毎週」「お米は隔月」など、定期注文にしておくと、注文し忘れの心配がありません。
自社配送にて注文した商品を届けてくれます。
受け取り方法は、自宅に届ける「個人宅配」、班の人に渡す「グループ宅配」、「近くのコープへ取りに行く」の3種類あります。
日時指定はできませんが、留守時は指定場所に留め置きしてくれるので「日中は仕事で誰もいない」「子どもが小さいのでチャイムを鳴らさずに届けて欲しい」という家庭でも利用しやすいです。
個人宅配の場合、送料は1回100~200円が相場。
生協の宅配は定期利用が原則なので、その分1回あたりの送料が安いです。
家庭内に妊婦さん、赤ちゃん、小さな子ども、高齢者、障害を持つ人などがいれば、配送料手数料が無料または割安で利用できます。
「外出するのが大変な時期に送料無料で届けてくれるから」という理由で、生協の宅配を選ぶ子育て世帯も多いです。
毎週利用する必要はありませんが、注文がなくてもカタログ代や宅配手数料がかかることがあります。
野菜の新鮮さと安全性にこだわるなら「有機野菜系食材宅配」を選ぶ価値あり
「自宅まで注文した商品を届けて欲しい。野菜はなるべく新鮮な方が良い」という場合、「有機野菜系の食材宅配>ネットスーパー>生協の宅配」の順で利用価値が高いです。
有機や減農薬野菜、食の安全にこだわるならば「有機野菜系の食材宅配≧生協の宅配>ネットスーパー」ですね。
野菜宅配は「自分の目で見て買えない」のが大きなデメリットで、実際にネットスーパーを利用しない理由の一つに「自分の目で商品が選べない」が挙げられています。
サイト管理人は何度も野菜宅配を利用したことがありますが、どの野菜も非常に鮮度の良い状態で届きました。
有機野菜のお試しセットが体験できる食材宅配
「本当に、新鮮な野菜を届けてもらえるの?」とネットで口コミを色々と調べるよりも、まずは一度試しに利用してみてはいかがでしょうか?
通常価格の半額近い値段+全国送料無料のお試しセットを体験してみれば、きっと野菜の鮮度の良さに驚くと思います。
Oisix(おいしっくす)
すでに野菜宅配の老舗ともいえるOisixは、珍しい野菜を取り扱うことでも人気の食材宅配サービスです。
「Oisixおためしセット」では、Oisixで特に人気の高い野菜、ピーチかぶなど旬の野菜や果物、KitOisix(きっとおいしっくす)など、全9品目が1,980円で利用できます。
【サイト管理人の体験談】
有機野菜デビュー!私のOisix(おいしっくす)お試し体験談
らでぃっしゅぼーや
有機・減農薬野菜以外にも無添加にこだわった食品を多く取り扱うのが「らでぃっしゅぼーや」です。
野菜以外にらでぃっしゅ人気の肉や卵、加工品など13品を詰め合わせた「おためしセット」が約62%OFFの1,980円で利用できます。
【サイト管理人の体験談】
本当に安心?らでぃっしゅぼーやのお試しセットを体験してみた結果……(前編)
いや本当、想像以上にスゴかったです……らでぃっしゅぼーやのお試しセットを体験してみた(後編)
大地を守る会
1975年創業のオーガニック食材宅配のパイオニア的存在が「大地を守る会」。
大地を守る会を利用している人の96%が「野菜の味に満足!」と答えた有機野菜7,300円相当が1,880円(送料無料)で試せます。
季節によって中身の替わる「お試しセット」(1,880円)以外にも、北海道と甲信越、愛知以西の産地に限定した「産地限定野菜セット」が毎週入る「子ども安心コース(5,184円〜6,900円(税込)程度)」もあります。