ベネッセのおうちごはん

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ベネッセのおうちごはん

ベネッセのおうちごはんは、高齢者向けの弁当宅配サービスです。

ベネッセスタイルケアが運営する有料老人ホームで提供されている約3,000種類以上メニューのなかから、日替わり献立でお弁当をお届けします。

1食・1日単位で注文が可能で、電話注文ならば前日の18時まで注文を受け付けてくれるため、都合に応じて弁当宅配を頼みやすいです。

ベネッセのおうちごはんでは、2種類の普通食を注文できます。

日替わりのお弁当は2種類

ベネッセのおうちごはん(普通食)

普通食の「まいにち七菜」、「こだわり八菜」は、どちらも和食を中心とした献立です。それぞれにおかずのみとごはん付きがあります。

まいにち七菜はメイン1品・副菜6品、こだわり八菜はメイン2品・副菜6品です。

こだわり八菜のみ、毎週火曜のメインを2種類あるうちの1品を選べるので、バリエーションが豊富です。

品数が多く、毎食日替わりなので、食べ飽きる心配なく健康的な食事が続けられます。

どれだけ食べられるかわからない場合は、まずは「まいにち七菜」から試してみて、量や品数が物足りなければ「こだわり八菜」を注文すればよいと思います。

1食で1日に必要な栄養を補える

弁当を食べる高齢夫婦

まいにち七菜とこだわり八菜のくわしい栄養価と値段は以下のとおりです。

まいにち七菜
惣菜7品、1食20品目以上、370kcal、塩分2.5g
1食620円(週5日分で3,100円)
こだわり八菜
惣菜8品、1食30品目以上、440kcal、塩分3.0g
1食780円(週5日分で3,900円)

※料金は税込価格

高齢者が1日にとりたいエネルギーとたんぱく質は下記の表のとおりです。

エネルギー たんぱく質
50~64歳(男/女) 2,600kcal/1,950kcal 91〜130g/68〜98g
65~74歳(男/女) 2,400kcal/1,850kcal 90〜120g/69〜93g
75歳以上(男/女) 2,100kcal/1,650kcal 79〜105g/62〜83g

データ参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
エネルギーとたんぱく質の必要量は身体活動レベル(ふつう)の場合の数値

ちなみに、ごはん1杯(100g)のエネルギーが156kcal、たんぱく質が2.5gです。

和食中心のヘルシーなメニューのまいにち七菜はおかずだけで370kcal前後なので、ごはんと合わせて1食で526kcal前後の栄養が取れる計算になります。

やわらか食の取り扱いもあり

ベネッセのおうちごはん(やわらか食)

歯ぐきでつぶせる程度に柔らかい料理が食べられる「やわらか食」(冷凍)も注文できます。ベネッセのおうちごはんのやわらか食は、やわらか食とムースのおかずセットがあります。

やわらか食
370kcal、たんぱく質18g以上、塩分2.2g以下
6食セット 1食920円/6食5,520円 
7食セット 1食870円/7食6,090円 
14食セット 1食864円/14食12,096円

ムースのおかずは日本介護食品協議会が制定するユニバーサルデザインフード区分3[舌でつぶせる]の資格を取得しています。

  • 固いものや大きいものは食べにくい
  • 一部のものは飲み込みづらい

という方にも食べやすい内容になっています。

スーパーに売っているユニバーサルデザインフードとしては、キューピーの「やさしい献立」もあります。

ただし、上記の商品は「おじや」や「丼」、「肉じゃが」など、ご飯ものや主食が多く、副菜まで充分にカバーできません。

また、高齢になると食べる量が減るぶん、どうしても栄養不足になりやすいです。

やわらか食は、少量でも1食で340kcal前後、たんぱく質17g前後がとれるような献立を作成しています。

そのため、毎日の食事を考えたときに、副菜のおかずまで用意されていて、しかも毎食違う料理が食べられる「やわらか食」は、利用するメリットが大きいです。

一般的なお弁当と比較すると、1食あたりの値段は割高ですが、毎食、やわらか食を準備や片付けする手間を考えると、高すぎることはありません。

制限食や冷凍弁当もあり

ベネッセのおうちごはんでは、健康に気をつけたい方向けのバランス健康食、塩分制限食、やわらか食は冷凍で取り扱っています。

バランス健康食はたんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素のバランスを保ちつつほかの栄養素にも気を配ったメニューです。

塩分制限食は高血圧、心臓病などで塩分を抑えたい方向けに、塩分を1.7グラム以下に抑えたメニューです。たんぱく質、脂質、コレステロールなどにも配慮されています。

冷凍やわらか食ははぐきでつぶせるやわらかさで、食べやすさと見た目のおいしさを両立させたセットです。

いずれもおかずだけのセットです。

冷凍のお弁当は日本全国(島嶼部除く)お届けが可能です。

1食だけの注文はできず、6、7、14食のいずれかのセットになります。

お弁当を毎日お届け

高齢者向けの弁当宅配

ベネッセのおうちごはんは、担当スタッフが毎回手渡しでお届けします(配送料無料)

そのため、料理が作れない人に毎日の食事を手助けするだけでなく、安否確認としても役立ちます。

お届け時間は担当の配達コースごとに違うため、具体的な時間指定はできません。

配達時間帯は10時~午後5時で、お届け地域によってはお昼ご飯として使うことも可能です。

基本的には夕飯用と考えてください。

なお、夕食向けお弁当としてまいにち七菜、翌日の昼食向けお弁当にまいにち五菜を各1つずつ、一度に届けてもらう夕食・翌昼食セットも可能です。

ただし、留守の場合は不在宅配として、保冷箱に商品と保冷剤を入れて留め置きされるので、再配達を頼まなくて済みます。

配達エリアは首都圏のみ

配送エリアは東京、神奈川の一部地域です。全国各地では利用できません。

くわしい配達エリアはご利用地域 – ベネッセのおうちごはんを参照ください。

お弁当は冷蔵状態で届き、食べる直前まで冷蔵室で保存します。

消費期限は当日夜10時までで、届いたぶんは当日中に食べる必要があります。

食べる際は、電子レンジで1分半加熱すればOKです。

冷蔵品なので、冷凍弁当と比較して、加熱時間が短く、冷凍による味の変化が起こりません。

ちなみに、冷たいまま食べたいオカズはカップに入っているので、温める前に取り出せます。

弁当宅配によっては、取り外せない容器を採用しているところもあります。

冷たい方が美味しいものを、冷たい状態のままで味わえるのは、ありがたい話です。

弁当箱は繰り返し使える容器を採用しており、次回の配達時に回収されます。

そのため、食後に弁当容器を洗う手間がありますが、そのぶん、捨てるゴミの量も減ります。

また、一般的な夕食作りとは違い、調理器具や何枚ものお皿を洗う手間がないぶん、洗い物が断然楽です。

利用方法:申し込みから支払いまで

ベネッセのおうちごはんの利用方法は以下のとおりです。

生協の宅配とシステムが似ているので、過去に生協を利用した経験がある方は、なじみやすいと思います。

電話またはネットで申し込む
申込みの際に、お届け先・支払い方法・注文内容などを伝えます。
電話は前日18時、ネットは前日13時までに注文すると、翌日以降にお届けが可能です。
当日10~17時にお届け
不在時は保冷箱に留置されます。セキュリティが心配な場合はカギ付きの安全ボックスの貸出(無料)が利用できます。
冷蔵室で保管・電子レンジで加熱
お弁当は要冷蔵なので食べる前まで冷蔵室に入れておきます。
食べる際は電子レンジで90~120秒ほど加熱します。
弁当容器を洗う
弁当容器は再利用されるため、洗っておき、次回の回収まで置いておきます。
次回の注文
スタッフがお弁当を持ってきたときに注文を伝えるか、電話連絡をします。

利用代金の支払い方法は、スタッフに現金手渡し口座振替郵便振込が使えます。

初回注文分については週単位、2回目以降の支払いについては月単位での支払いになり、毎月1日~末日までの利用金額は、翌月の25日にまとめて支払います。

ベネッセのおうちごはんの利用が向いている人は

意見 口コミ 評判

ベネッセのおうちごはんを利用するメリット・デメリットをまとめました。

◯メリット
・品数が豊富で食べ飽きない
・レンジで温めないほうがよいオカズが簡単に分けられる
・前日までに注文すれば、翌日に届けてくれる
・毎食お届けするため、安否確認にもなる
・不在時は留置が可能

☓デメリット
・配達エリアが一部地域のみ
・時間帯の指定ができない
・消費期限が本日中で短い
・制限食や冷凍弁当はまとめての注文しかない
・朝ごはんや昼ごはんとしては使えない

1食単位での注文が可能で、今日頼めば明日に届く手軽さが人気です。

お弁当の内容や値段、配達システムなどは、ほかの弁当宅配と変わらないので、利用の際に不便さは感じにくいです。

また弁当宅配でやわらか食まで取り扱っているところは珍しく、冷凍にはなりますが、一般的なお弁当が食べにくい方向けの食事にも活用できます。

あとは実際に使ってみて、弁当の量や味付け、お届けの時間帯などが合うかどうかで最終的な判断をしてもよいと思います。

ベネッセのおうちごはんの公式サイトはこちら

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はじめての有機野菜と食材宅配の管理人を務めています。様々な食材宅配サービスやデリバリーサービスを体験し、気づいたことや学んだことをわかりやすく伝えていきます。どうぞよろしくお願いします。

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