生協の個人宅配と共同購入の違いとは?メリット・デメリットで比較

共同購入

生協の宅配の利用方法には「個人宅配」「共同購入」の2種類があります。

簡単に言えば「一人で利用」か「複数人で利用」かの違いです。

具体的にどのようなメリットデメリットがあるのか、まとめてみました。

個人宅配と共同購入の違い

生協の共同購入には以下の2通りの意味がありますが、今回は2について比較しています。

1.組合員の注文を生協がまとめて生産者に発注して、週1回、組合員の元へまとめて宅配する
2.生協の宅配を2人以上で利用する

1については「生協(コープ)の共同購入の仕組みとは?」で詳しく説明しています。よろしければ合わせてお読みください。

利用人数は「1人」「2人以上」

行列

◆個人宅配:1人
◆共同購入:2人以上

個人宅配と共同購入の最も大きな違いが利用人数です。

個人宅配は「1人」、共同購入は「2人以上」で生協の宅配を利用します。

生協によって、個人宅配と共同購入の名称に違いがありますが、利用人数が「1人」か「複数」かなので同じ意味です。

生協名 1人 複数
コープデリ 個人宅配 グループ配達
おうちコープ 個人宅配 ふたりで宅配/グループ宅配(3人以上)
パルシステム 個人宅配 ふれんどパル/グループパル(3人以上)
生活クラブ 個別配送 班配送(4人以上)

お届け先は「自宅前」と「指定場所」

◆個人宅配
自宅の玄関先まで、注文した商品をお届け。
留守時は指定場所に留置き(不在宅配に対応)。

◆共同購入
決められた一カ所に、全員分の注文した商品をお届け。
各自、注文した商品を仕分けして持ち帰る。

※配達場所の他、注文書や宅配ボックスの回収も固定。

個人宅配各組合員の玄関まで商品をお届けします。

これはネット通販やネットスーパーの利用と同じ感覚で商品を受け取れます。

一方で共同購入各グループで決めた一カ所に宅配されて、注文した商品を各自で持って帰るという利用方法になります。

生協によっては組合員ごとに商品が仕分けされておらず、各自で仕分けが必要な場合もあります。

例えばマンションのエントランス前や組合員の自宅前・庭先、公民館、集会所など、人が集まりやすい場所が指定されます。

ちなみに学校生協や職域生協は職場へのお届けが主になります。他にも地域の生協施設や店舗で、注文した商品の受け取りが可能な生協もあります。

留守時の不在宅配サービスの有無

通い箱

また注文品を直接受け取れない場合の対応も、個人宅配と共同購入では違います。

個人宅配では留守時は指定場所(玄関前や車庫など)に留め置く「不在宅配サービス」が利用できます。

一方で共同購入誰かが来ていなければ、その人の注文した分の品物を来ている人が預かる形になる場合が多いです。

「自分や相手が受け取れなかった時の対応は、何が良いのか」は、個配と班配送を一つ考える材料になると思います。

不在宅配サービスに関しては、下記の記事で詳しく紹介しています。よろしければ合わせてご一読ください。

配達手数料は共同購入が割安

宅配サービス

◆個人宅配
通常の手数料

◆共同購入
2人:半額
3人以上:無料

共同購入を利用する最も大きなメリットは配達手数料が割引・無料になることです。

生協によって多少の違いはありますが2人だと半額、3人以上は無料が多いです。

妊婦さんや小さい子どもがいる家庭では、送料無料や割引になる優待特典が受けられますが、対象期間を過ぎると通常手数料がかかります。

下記の記事では全国各地で利用者の多い「パルシステム」「コープデリ」「生活クラブ」の手数料を比較しています。

共同購入は商品代金が割引になることも

代金引換

◆個人宅配
通常価格

◆共同購入
割引価格

一部の生協では共同購入で利用すると割引価格で買い物ができる場合もあります。

例えば生活クラブでは、4人以上のグループ購入代金が4%OFFになります。

生協の商品はいつでもお手頃価格で購入できますが、スーパーの特売と比較すると、やや割高に感じることが多いので、毎回割引価格で注文できるのはお得です。

利用のしやすさ、やめやすさは差が出やすい

ネットスーパー

個人宅配はネット通販やネットスーパーに近い感覚で使えるので、生協の宅配の利用を始めるのも、やめるのも比較的にしやすいです。

一方で共同購入になると、どうしても「人付き合い」が発生するので、組合員同士のトラブルや、やめにくさが出てきます。

「仕分けをしながら、お喋りをするのが楽しい」「地域とのコミュニケーションが取れる」という人も多いので、共同購入には向き、不向きが分かれやすいです。

また小さな子どもがいると、受け取り先まで行くのが難しいことが多々あり、妊娠中や子どもが小さい間は、個人宅配を利用する人も多いです。

生協によっては妊婦さんや小学校入学前の子どもがいる家庭を対象に、送料が無料や割引になる制度も利用できます。

下記の記事で主な生協の宅配をまとめているので、よろしければ合わせてお読みください。

個人宅配と共同購入はそれぞれにメリット・デメリットあり

意見

玄関先まで届けてくれて、誰にも気兼ねせず使えるのが「個人宅配」のメリットです。

配達手数料は通常料金になりますが、ネットスーパーの送料と比較すると安く、子育て世帯であれば配達手数料は割引や無料で利用できます。

また留守時の指定場所への留置きもしやすい(他の人に預かってもらうなどの負担がかからない)ので、配達時間帯に誰も在宅していない家庭でも使いやすいです。

共同購入の配達先まで受け取りに行けて、他の人とのコミュニケーションを苦手に思わなければ、配達手数料が安い「共同購入」はお得度が高いです。

ただし配達手数料は利用人数によって決まるので「生協の宅配を、そろそろやめたい」と思った時に、人数的な理由でやめにくい、というデメリットはあります。

生協の宅配を検討している人は、まずは個人宅配から始めてみて、共同購入も考えてみると良いと思います。

自宅近くで共同購入を行なっているかどうか分からない時は、資料請求後の訪問時にスタッフさんへ「共同購入も考えているのですが、近くで利用されている方はいますか?」聞いてみると、教えてもらえます。

生協の宅配に関しては、使ってみないと分からないことが多々あるので、まずは気になる生協の資料請求から始めてみることをおすすめします。

「生協の宅配サービスの選び方まとめ!資料請求前に確認したい11のポイント」では、資料請求前後に確認しておきたいポイントをまとめて紹介しています。

複数の生協の宅配が利用できる地域にお住まいの方は、それぞれの生協を比較する時にも役に立つと思うので、ご一読ください。

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