ツインバードのスロークッカーはおすすめ?使い方と圧力鍋など他調理鍋との違い

スロークッカー

スロークッカーは一定温度でじっくり時間をかけて食材を加熱するタイプの電気鍋です。「クロックポット」や「ポッドデュオ」とも呼ばれます。

とろ火の温度を保ったまま加熱するので、吹きこぼれたり煮詰まったりする心配ありません。

火を使わない分、ずっとキッチンに立っている必要もないので、育児や家事などの時間にあてられます。

アメリカではレシピ本が多数出版されているほど、メジャーな調理器具ですが、日本での認知度はやや低い印象があります。

日本で購入可能なスロークッカーは、以下の家電メーカーからいくつか出ています。

  • ツインバード工業
  • アルファックス・コイズミ
  • Crock-Pot
  • ピーナッツ・クラブ
  • D-STYLIST(ディースタイリスト)

今回はその中でも知名度が高く、利用者の多いツインバードのスロークッカーについて紹介したいと思います。

ツインバードのスロークッカーの特徴

スロークッカー

EP-D819W
発売開始日 2017年11月30日
寸法 約28.5 × 23.5 × 28.5cm
陶器なべの大きさ 約 内径18.5 × 深さ13.5cm
容量(調理容量) 3.0L(0.6〜2.4L)
重さ 約3.3kg
消費電力 high:200W/low:130W

ツインバードのスロークッカーで最も新しいものが、EP-D819W(発売開始日:2017年11月30日)です。

サーモスのシャトルシェフのように、容量や機能が異なる商品は出ていません。

食材を入れる陶器なべの容量は3.0Lと、3~5人分の普段の料理作りに使いやすい大きさです。

カレーやシチューなど大鍋で作るような料理には少し容量不足のように感じます。

ただし3.0L以上のスロークッカーは商品自体がほとんどないので、別の調理鍋の利用を考えた方が良いと思います。

ちなみに旧型モデルがEP-4717BR(発売開始日:2012年10月10日)になり、本体外側の色合いやデザインが少し違うだけで、製品スペック的には同じです。

他にも過去にはタイマー付きスロークッカー(品番:EP-D727R/EP-4728OR)もありましたが、現在は販売終了しており、Amazon.comなど一部の通販サイトで購入できます。

スロークッカーの使い方とメリット・デメリット

基本的なスロークッカーの使い方は以下の通りです。

1.陶器なべをセットする。

2.切り替えスイッチを「off」にして、電源プラグをコンセントに差し込む。

3.陶器なべに食材を入れて、ガラスフタを閉める。

4.作るメニューに合わせて「high」または「low」に合わせて加熱する。

5.加熱後はスイッチを「off」に切り替えて、余熱で味を染み込ませる。

6.使用後は切り替えスイッチを「off」にして、コンセントを抜く。

煮崩れが少ない

とろ火のような低温で長時間加熱をするので、食材が煮崩れる心配がありません。

じゃがいもの男爵芋のように、通常だと煮崩れしてドロドロになるような食材でも、形を保ったまま食べられます。

また煮豆にシワが入らず、ふっくらと仕上がるので、お正月の黒豆を煮るのに使う人も多いです。

じっくりと煮込んでいく内に味が染みていくので「味染みの良い煮物が食べたい」という時にスロークッカーは最適です。

煮込み時間の目安は5時間以上

各料理の煮込み時間は、食材の量や温度、室温でも変わりますが、一般的なメニューでも煮込み時間の目安は「5時間」と長いです。

メニュー スイッチ 煮込み時間の目安
ロールキャベツ high 約3時間
カレー high 約5時間
シチュー high 約5時間
肉じゃが high 約5時間
ブリ大根 high 約7時間
黒豆 low 約7時間
スープストック low 約8時間
金時豆 low 約9時間

スロークッカーは「ゆっくりと加熱をして、食材のうまみを引き出す」のが特徴で、いわゆる「とろ火加熱」でじっくり煮込む系の料理に向いています。

「朝にスープの食材と水を入れておけば、夕方に自宅に帰った時には美味しく仕上がっている」「夜に仕込んで朝に別の容器に移し替える」など、長時間調理を活かした使い方をしている人も多いです。

一方で「今すぐ料理を作って食べたい」という時には不向きなので、圧力鍋など時短になる調理鍋をおすすめします。

値段が安い

スロークッカーは全体的に値段が安い傾向にあり、ツインバードのスロークッカーであれば、1台5,000円程度で購入できます。

  • スロークッカー(EP-D819W):5,000円
  • ル・クルーゼ(ココット・ロンド20cm):32,400円
  • シャトルシェフ(KBJ-3000):8,460円
  • 大同電鍋(Mサイズ):11,800円

※価格はヨドバシカメラ.com調べ。大同電鍋は公式ショップより。(2018年1月12日現在)。

陶器なべ単体で調理は不可

他の調理家電のように、陶器なべ単体で使うことはできません。

陶器なべを直火にかけると、割れる危険性があるので、事前に炒めたり焼いたりしたい時は、別の鍋やフライパンを使う必要があります。

圧力鍋など他の調理家電との違いは?

スロークッカーの使い方やメリット・デメリットを見てきましたが、最後に他の調理器具との違いを「使い方」「料理時間」「向き不向きな料理」「保温性」の4つの項目で比較してみたいと思います。

圧力鍋

圧力鍋

◆使い方
フタをセットして、強火で加熱後、圧力がかかったら火を弱めて加圧します。
所定の加圧時間が終わったら火を止めて、内部の圧力が下がった後にフタを開けます。

◆料理時間
圧力がかかり、高温状態になる分、一般的な両手鍋を使うよりも、料理時間が短くなります。

◆向き、不向きな料理
煮る、炊く、蒸すが得意で、いずれも「通常であれば15分以上時間がかかるもの」の時短に向いています。

一方で沸騰・加圧・減圧まで10~15分ほどかかるので、15分以下で作れるような料理だと、余計な時間がかかります。

食材に圧がかかる分「小さく切った食材は崩れやすい」というデメリットがあります。

また炒め物など食材のシャキシャキ感やパラパラ感を味わいたいものにも不向きです。

◆保温性
多層構造になっているタイプは厚みがある分、保温性があります。

鋳物ホーロー鍋

ルクルーゼ

ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラなど

◆使い方
一般的な両手鍋と変わりません。
熱伝導率が良いので、弱火~中火で充分に加熱できます。

◆料理時間
煮汁や水が沸騰するまで時間が多少かかりますが、所要時間は普通の両手鍋と同じくらいです。

◆向き、不向きな料理
煮る、蒸す、揚げる、炒める、焼く、オーブン料理、炊飯など、オールマイティに使えます。

焼いたり炒めたりする料理には、エナメル加工がしてあるタイプが向いています。

◆保温性
一般的な鍋よりも保温性はあります。
ただし「保温機能」はないので、加熱を止めれば、徐々に冷めていきます。

保温調理器

シャトルシェフ

シャトルシェフなど

◆使い方
調理鍋を直火やIHで加熱後、保温容器に入れることで、保温状態を維持して余熱調理が行なえます。

◆所要時間
沸騰時間+保温時間を合わせても、普通の両手鍋と時間差はほとんどないです。

◆向き、不向きな料理
保温調理の特製を活かした「煮込み料理」や「蒸し物」が得意です。

調理鍋は単品での使用もOKで、一般的なステンレス製の両手鍋と同じように使えます。ただし大量の油を使う揚げ物系は、引火の危険性があるので不可です。

◆保温性
保温容器に鍋を入れておけば、温かい状態が保たれるので、温め直しは不要になります。

ただし魔法瓶と同じように長時間置いておけば、徐々に冷めていくので、保温時間は8時間が限度です。

電気炊飯器

大同電鍋

大同電鍋など

◆使い方
内鍋に食材や調味料を入れて、外鍋に所定量の水を入れてフタを閉め、スイッチをONにすると加熱が始まります。

外鍋の水が蒸発したタイミングでスイッチが切れて、保温状態になります。

内鍋はステンレス製のボウルと同じように、直火でも使用可能です。外鍋に水を入れずに加熱しても大丈夫です。

◆向き、不向きな料理
蒸す、煮る、炊飯(白米、炊き込みご飯、おかゆ)料理が得意です。

焼いたり炒めたりも可能ですが、フッ素加工はないので、焦げ付きや汚れが気になるかもしれません。

蒸発した水が内鍋にも入る分、煮汁の味は薄くなりやすく、照り煮などの最後の煮詰める系料理には不向きです。

◆所要時間
加熱時間は外鍋に入れる水の量で違いますが、普通の両手鍋と比較して、+10~20分程かかることが多いです。

レシピを見ても「レバースイッチが上がったら完成」など具体的な所要時間が書かれていない分、時短には向きませんが「スイッチを下げれば後はおまかせ」の気軽さあります。

◆保温性
加熱後は電源やスイッチを切らない限り、自動的に保温状態が続きます。細かい温度調節機能はありません。

スロークッカーは購入すべき?

スロークッカーは調理完了までに時間はかかりますが、火を使わないので、鍋の側にいなくても良いのが魅力です。

利用者の口コミを見てみると「値段は安いが、使いやすい」と一様に評判が良いです。

調理時間の長さが気になるのであれば、電気だけで加熱調理が可能な「大同電鍋」も、購入検討リストに入れても良いと思います。

関連記事
Oisix
コープデリ
生協・コープの口コミ投稿でAmazonギフト券プレゼント