有機野菜に虫が混入している可能性を心配する
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有機野菜とは、農薬や化学肥料を使わずに栽培された有機農産物のことです。
そのため、有機野菜を購入する際に、心配する方も多いのが虫の混入です。
有機野菜は農薬を使っていないので、安心して食べられる。
ただし、野菜に虫が付いているケースも多いのでは?
特に有機野菜系の食材宅配サービスだと、自分で野菜の状態を確認できないため、そのような不安を感じる人もいます。
この記事の目次
口コミ情報を集めてみた
最初に「虫が混入する例が、実際にどれくらいあるのか」について調べてみました。
有機野菜系の食材宅配サービスの大手、Oisix(おいしっくす)、らでぃしゅぼーや、大地を守る会の体験談には、いずれも「野菜に虫が付いていたことがある」という口コミを見つけました。
まずは有機野菜の食材宅配で業界最大手の「おいしっくす」を、1年程度利用している方の体験談です。
野菜に付いている土や泥はそれほどひどくない
虫は1年間で3匹ほど発見した
すべて小さな青虫のようなものだった
ちなみに、おいしっくすの公式サイトでは、虫の付着について以下のように記載されています。
本サービスに関して以下の内容につきましては、当社では一切の保証を致しかねますのでご了承ください。
・検品過程でも発見できない、葉の中等への虫の付着
出典:オイシックス 免責事項より抜粋
公式サイトに記載があることからも、虫の混入について意見が寄せられていることが分かります。
次に「大地を守る会」を利用している人の話です。
野菜に土は付いているが、虫はほとんど付いていない。
虫の混入に関しては、かなりクレームがあるらしい。
「仕分けの段階で虫がいた場合は、取り除くように配慮している」と説明があった。
やはり、Oisixと同じように、大地を守る会でも、虫の混入によるクレームはとても多いようです。
虫の混入はらでぃっしゅぼーやにおいても同様で「たまに虫が入っていることがある」という情報がありました。
食材宅配業者では、注文品に虫が混入しないように、出荷前に虫を取り除く作業をおこなっています。
それでも、葉の内側など、探しにくい部分にいる虫を、完全に除去することは難しいのが現状です。
虫付きの野菜を買わないための対処法
虫が付いた野菜を買いたくない気持ちは分かります。
ただし、有機野菜は農薬を使用せずに育てる分、一般的な野菜よりも、虫の混入や虫食いは避けられません。
そのため、「虫が付くのは仕方がない」と割り切って購入するしかありませんが、なるべく虫と出会わないようにする方法をまとめました。
虫食いの跡を確認する
買い物カゴに野菜を入れる前に、野菜全体をよく見てください。
葉の内側にも虫食いがある野菜は、見えない部分に虫がいる可能性があります。
葉物野菜を避けて買う
虫はキャベツやレタス、白菜など、葉物野菜で見つかりやすいです。
一方で根菜類(玉ねぎ、にんじん、大根)や、果菜類(トマト、ナス、ピーマン)は、虫付きの可能性が低いです。
その理由は以下のものが挙げられます。
- 虫は葉を食べるので、葉物野菜と比べて虫の被害にあいにくい
- 仮に虫食いがあった場合、商品として陳列する前に取り除かれる
そのため、有機野菜の宅配を利用する際は、葉物野菜の注文を避けることで、虫と遭遇するリスクを減らせます。
野菜に虫が付いていた場合の取り方
どれだけ注意しても、野菜に虫が付いていることがあります。
虫付きの野菜の対処法をまとめました。
- 割りばし・ビニール袋を使って除去
- 目に見える場所に虫がいた場合、割りばしやビニール袋を使って虫を取り除きます。
触りたくなければ、その部分ごと捨てても構いません。 - お湯で洗う
- 常温の水よりもお湯を使用した方が、虫が落ちやすいです。
野菜全体が浸かる容器にお湯を入れて、数分間野菜をお湯に浸けたり、振って洗ったりします。
水の表面に虫が浮いてきたら、水を捨て、野菜を良く洗います。
虫付き野菜をポジティブに考える
昔から「虫が寄り付くのは健康な野菜の証拠」と言う意見もあります。
虫は健康で美味しい野菜にしか寄り付かないので、むしろ質の良い野菜の証明にもなります。
また野菜についた不純物を掃除する「益虫」として、野菜づくりのサポートをしてくれます。
あまり虫を邪険にしすぎず、付き合っていくことが、有機野菜生活を続けるのに必要なことだと思います。